どうも皆さんこんにちは、ミカエルです。
仕方ないと気持ちを切り替え、タダタダMOA大嫌いとの思いを胸にコンドへと戻る。
本日もよろしくお願いします。 押忍!
ランチと買い物を終え、マカティへのコンドへ帰ると、サラはすぐさま携帯の設定を始めた。
この気持ちは、僕も新しい携帯へと機種変した日は、家に帰ると優に1時間はごちゃごちゃ弄るヤツなので、理解はできる。
当然ではあるが、僕が話し掛けると返事はおざなりだ。。。(゚A゚;)ゴクリ 自重。。。
結局、自重すること約2時間、サラはこっちの世界に帰ってきた。
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時刻は18時過ぎで、夕飯には少し早い時間だが、かと言って、、、やる事がない。
とりあえず、僕たちはコンドを出てグリーンベルト方面へと向かうことにした。
聞けばダバオから出て来て、最初から漂着した場所がマラテだったサラは、グリーンベルトやグロリエッタには来た事がなく、全く知らないらしい。
だから、昨日行くの分からないでしょ。
要するに、マカティのこの辺りの事を知らなくて分からないから、昨日来なかったと言いたいのだと思うのだが、
という思いと共に、もし昨日僕がマラテに向かわなければ、、、やはり、そもそも会う気が無かったんやと言う現実を察し、
「フィリピーナは “会う気がない” 場合、“歯が痛い” 」…一文を、これまで培って来た、僕の心のフィリピーナ大全集128ページ目に付け加えた。
そんな切ない現実を頭の中で受け入れながら、僕たちはいつの間にかグリーンベルト、ランドマークを抜け、グロリエッタにまで到達していた。
グロリエッタも食事という意味では困ることはない。
が、言うてサラとの初めてのディナー、“ここ!”という店がある訳でもなく、しくじり先生は避けたい。
結果、最上級の客体化、「何食べる?」とサラに委ねることにした。
僕の中でフィリピーナと食事に行く際、「何食べる?」と聞いた時の、返答として、
「何でもいい!」、「あなたに任せる!」、「焼肉!」
という、返答三銃士なるものが存在する。
この返答三銃士の中で、「焼肉!」と言ってくれれば話は早いが、問題は「何でもいい!」、「あなたに任せる!」だった場合。
馴れ合いのフィリピーナの場合、そのまま惰性に任せるが、今回は、サラとの初回お試しディナー。
一度、客体化してシャットダウンした主体性を、もう一度再起動する必要がある。
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そういうことだ。
結局、そのままグリーンベルト4を出て、グリーンベルト5にある「さぼてん」という、とんかつ屋さんに向かった。
流石にサラは日本語力以外は、ベテランフィリピーナだけあり、日本食にも慣れていて問題なさそうだ。
食事をしながらこの後、マラテに向かい訪れる予定の友達のKTVの話になった。
マラテ超初心者の僕は、昨日サラに連れて行かれた「真心」がマラテKTVのデビュー戦。
当然ながら、他のKTVも知る店など無い。
だから、全然知らん。
逆に知っていればいたで「何で知ってる?」とめんどくさい話になるのが、フィリピーナだろう。
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サラはこのHigh LightsでもSaiko88で働く少し前まで働いていたらしく、昨日話に出ていた友達も含め、この店には友達が多いらしい。
という事は。。。今、最前線でペソという形に姿に変え戦う、我が第一小隊の兵力だけでは足りず、後方支援部隊の招集が必要であろう。
今までは、限られたフィリピーナに自分が働く店へと連れて行かれ、戦って来ただけなので、おおよその必要兵力の予想は出来ていた。
だが、今回に限っては残り3日の戦いで、湧いて出る敵方が、どれほどの数、規模になるのか未だ見えない。
部屋でかまえる後方支援部隊は、出来るだけ無傷で日本へと連れて帰りたいが、今回の旅は部隊壊滅覚悟の旅になるかも知れない。
そんな軍事作戦を頭でシュミレートしながら、食事を終えた僕たちは一度コンドへと戻り、サラはフィリピーナらしく、昼間MOAで購入した買いたての服へと着替えた。
そんなサラを横目に見ながら、僕も後方支援部隊から、選りすぐりの日本兵を選抜し、白旗が必要な時の為のクレジットカードも第一小隊に加え、夜のマラテへと出撃した。
続きは次回。
TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。