どうも皆さんこんにちは、ミカエルです。
そしてラストデーであるおじさんJは、久しぶりに再会したフィリピーナに、何故かホストの奢りをたかられ、気がつくと会長と化したまま、ラストデーを終えることとなった。
本日もよろしくお願いします。 押忍!
おじさんJが会長と化した翌朝、今回は念のため、早めの11時過ぎに空港に向かうと話していたので、僕もこの日は早めに起き、去り行く会長の後ろ姿を見送った。
いよいよ今日3月15日から、マニラの封鎖、そしてつい先日発表された、夜間外出禁止令の初日だ。
リビエラのエレベーターにはCurfewの張り紙が貼られている。
残りの滞在日数は3泊4日だが、この時点では帰国に際し、特に問題は無さそうである。
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この日、ダバオのフィリピーナが目覚めると、「今日から夜間外出禁止令なので、残りの日程の夕飯は私が作る」と、変なスイッチが入った。
僕は毎回リビエラのスーペリアルームと言う部屋を借りているのだが、この部屋にはキッチンがあり、確かに料理をしようと思えば、出来なくもない。
そして、キッチン用品や食器等も一通りは揃っている。
以前は、マニラ滞在時にAirbnbでコンドをレンタルしていたので、リビエラ以上に普通にキッチンの環境は整っており、何度か彼女に料理を作ってもらったことがあったが、普通に美味しいアドボを作ってくれた。
そして何より、何か作ろうと思ってくれる気持ちは有り難い。
ただ、1つ気がかりなのは。。。過去の経験上では毎回アドボだ。
僕のダバオフィリピーナ理解度が正しければ、初日の今日は、ほぼ確アドボだろう。
場合によっては、今日ポーク、明日チキンといったアドボ2連発も考えられる。
そうこうしながら、部屋の中で過ごしていると昼過ぎにK子が再度やってきた。
それからも部屋でK子も交え、他愛もない話をしていると、夕方前に食材を買いに行くことになり、ロビンソンへ向かう。
だが、ロビンソンに着くとK子が、「オナカスイタ、クヤ、ナンカタベル」と言い出す。
確かに、今日ランチは食べていない。。。
こんな中途半端な時間に何か食べたいと言い出した、K子の腹ペコは本物らしく、結局ロビンソンの中のPERI-PERIという店をK子は選んだ。
軽くという感じではなく、みんなして結構がっつりと食べてしまったが、スーパーマーケットに向かい、食材を買うというのは、キャンセルではないらしい。
食事を終えた後、スーパーマーケットへと向かった。
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ダバオのフィリピーナに、「何作るん?」と聞くと、
やはり、アドボだ。。。もしするとこれしか作れ。。のかも、しれない。
塩、こしょうなどの調味料から始まり、米などを含め、毎回1から買い揃えると、結局、外食するのと、さして変わらない金額となってしまう。
今回も例に漏れずで、まあまあな荷物となった為、僕とダバオのフィリピーナは先にトライシクルに乗ってホテルへと戻り、しばらくすると、アナローとK子も帰って来た。
時刻は19時すぎ…先ほど食べた、遅いランチからのインターバルが余りに短いため、恐らく誰1人、今何か食べたいと思ってるやつはいないだろう。
だが、ダバオのフィリピーナは料理をはじめた。
大前提として、今回泊まったリビエラの部屋は、リノベーションされたばかりなのか、キッチン廻りのコンロなども日本でいうIHの様な基本、“火” がファイヤー!するはずのない設備だった。
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アドボから作り始めたダバオのフィリピーナ、従姉妹のアナローも手伝い順調に思い通り進んでいるようだ。自称あきたこまちも炊きあがった。
そして、本日はお腹いっぱいにも関わらず、もう一品あるようだ。
K子が無類のエビ好きらしく、確かにスーパーマーケットでエビを大量に買っていた。
エビも今から料理すると言うので、僕とK子はダイニングテーブルに座り、何気ない話をしていた。
ダバオのフィリピーナが、何か雄叫びを上げたので振り向くと、鍋がものすごっつデカい炎を上げていて、その鍋の取っ手を両手で持ち、鍋を宙に浮かしながらもどうしようも出来ず、「火事やぁー!」とパニクっている。
何で火なんか出たん?とは思いながら、現実問題、鍋は目の前で大きな炎を上げていて、それはフランベというおしゃれで済むレベルではなく、むしろ中華料理の厨房の火力で、もはや火事だ。
ちょうど、IHの対面が流し台だったため、「流し!流し!」と流し台を指さし、ダバオのフィリピーナがシンクの中に鍋を置き、アナローが水をかけると火は鎮火した。
明日以降は、外食にすることを心で固く誓う。。。
とりあえず火が収まり、
と聞くと、「油を入れたら火が出た」と言うだけで、理由はよく分からないままだった。
シンク廻りが若干炎ですすっていたが、それも洗剤でこすると何とか落ち、何とか火災など起こさずに済んだ。
その後はみんなホッとして、爆笑しか起きなかったが、ダバオのフィリピーナは終始、言い訳をしながら、ある意味、命がけの力作をみんなでいただいた。
食事を終え、夜間外出禁止令初日の夜はどんな感じか?と22時にダバオのフィリピーナと一緒に表を歩いてみる。
この日の時点では、マビニ、アドリアティコのカプリコーンを省いたペンギン系のKTV、マビニのパンドラ、梟、カサブランカ、オレンジ5、ラプソディなどは、まだオープンしていた。
ボコボは昨日の時点で、ほぼクローズになっていたが、唯一クイーンタウンはこの日もオープン。
そして、3日連続通っていたZEROは、この日からクローズしていた。
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KTVという意味では、ペンギン系を筆頭に営業しているKTVもまだ有ったため、遊びに行こうと思えばいける状態だった。
だが翌日、マラテの夜の街が一変した。
続きは次回。
TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。