どうも、ミカエルです。
本日もよろしくお願いします。 押忍!
マラテの地でスマッシュヒットを飛ばす、マカティ駐在のおっさんの勢いは止まらない。
時々、その顔にチラッと浮かぶ、“どやっ!”感がとてつもなくウザい。。。
ダルビッシュ風に言うなら「シェンロンが一つ願いごと叶えてあげるって言ってきたら迷いなくこのおっさんのウザい行動を消してくださいと言う。」なのである。
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だが、実際はA氏がいなければ、こんなに上手くサラと会えていたかも分からないし、この真心で、こんなに楽しい時間は過ごせて無かったはずだ。
そういう意味では感謝の気持ちしかなかった。
そんな時間を過ごしていると、イラッシャイマセーの掛け声と共に、1人の日本人ゲストが来店された。
C子が反応し、どうやらC子指名のゲストらしい。
そのゲストが方は、ママにテーブルに案内され、しばらくするとママが「C子、チョットイイデスカ?」と僕たちのテーブルに言いに来た。
そして、C子とサラは何やらタガログ語でごちゃごちゃ話をしながら、C子はそのゲストの方のテーブルへと向かった。
席に残ったR子とサラは、そのゲストの方をチラっと見ながら、恐らくではあるが、その方について、何かを話している様だ。
このテーブルにいるその他2名を除き、一瞬、変な空気が流れるものの、直ぐにそんな変な空気はなかったかの様にまた元の空気に戻った。
ただ、何処に向かっているかは分からないが、何処かに向かい邁進中のA氏、そしてそれに引っ張られるS子は、そんな空気が流れたのさえ、恐らく気づいてはいないだろう、同じテーブルでありながら、そこは別テーブルだった。
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そうこうしながら、しばらくすると…
先ほどのゲストの方の席をチラッ…っと見ると…
既に先ほどのザワっとした空気で、僕の“気”は“氣”へと発展している。
とりわけ、そのゲストの方への氣は放ち方は高めだ。
と言うよりも、この真心の椅子の背が低すぎて、衝立もないため、お互いの顔がモロに「こんにちわ」の状態になっている。
そして、そのゲストの方は、何一つ、はにかみのない、見事なガン見だ。
などと、おがることは僕には絶対にできないので、今、僕にできることがあるなら…
と椅子に向かっておがりながら、「シェンロンが一つ願いごと叶えてあげるって言ってきたら迷いなくこのおっさんを帰らせてくださいと言う。」との妄想を膨らまし、
と、目線を外して下にやり、トラブルに巻き込まれないことを願うことだけだろう。
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これだけガン見されると、確かに気にはなるものの、言うてそんなことに構っている場合ではなく、僕はサラとの間柄を温めていかないといけない。
感じていた視線も徐々に解除され、自分たちの時間を取り戻し、残りの時間を過ごした。
しばらくすると、ママが「ジカンデース、エンチョウシマスカ?」
と、延長の確認に来た。
時刻は1時を少し過ぎた位で、時間的には延長も考えてもいい時間だ。
だが、サラに「延長する?」と聞くと「チェック na」との返事。
店を出たいからみたいで、このゲストの方の影響があるように感じる。。。
何一つブレることなく自分の時間を貫いていたA氏に、「チェックするで」と伝えると、とてつもなく、もう1回、延長を行きたそうな顔を見せた。
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そういう僕も、まだサラとこの後の話などは全く出来ていない。
これでチェックして店を出れば、「じゃ、バイバイ」という可能性も高く、確かに彼女に会えたことは嬉しいが、あわよくば、その先の展開も欲しいというのは、正直な気持ちだ。
ただ、言うて今日初めて会ったフィリピーナ。やはり、サラの希望が最優先なのは間違いない。
A氏に「ここまでのお金払っとくから、ここ残る?」と尋ねると、「ちょっと待って下さいね」と言いながら、何やらS子と話を始めた。
数分後、
急に、聞き分けが良い、おっさんへと戻った。
僕たちはママにチェックをお願いして、とりあえず店の前へと出ることにした。
外に出てA氏に後に聞いた話は、この時、S子との話で、ラストまで店にいて、一緒にA氏のマカティのコンドに帰る約束をしていたらしい。
だが、僕たちが急にチェックと言い出したので、S子の仕事が終わってから、後でコンドに来て貰うことで話がついた様だ。
浮かれているA氏に水を差す様なことは、言葉には出来ない…が、
と、この時ばかりは、何のジェラシーもなく、心から素直に祝福できた瞬間だった。
だが、僕も人の祝福だけしている場合ではない。
ここでバイバイなのか、はたまた、今日これからこの先があるのかは、この数分間にかかっている。
そして、僕が取った行動は…
続きは次回。
TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。