どうも、ミカエルです。
ニューワールドに向かうとサラらしきフィリピーナに発見。
「サラ?」と声をかけた
本日もよろしくお願いします。 押忍!
僕が「サラ?」と声をかけると、下を向きスマホをいじっていたフィリピーナは顔を上げ、
と答え、顔を僕に向けた。
写真で見ていたサラの顔と全く一緒で、見ていた写真にフィルター的な物はかかっていなかった様だ。
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それこそ僕が初めてフィリピンで、“どストライク”のタイプの顔だと思ったフィリピーナ、サニーと顔の系統は全く違うものの、サラもまた僕の中では“どストライク”だった。
今思うと、少しずつフィリピン、そしてフィリピーナに慣れはじめたこの時期、今までは狭かったストライクゾーンが徐々に拡がりを見せていたのかもしれない。
今となっては、何処かしらのKTVに行けば、まあまあな確率でボールを打ちに行こうとする自分がいる程、ストライクゾーンの拡がりを見せている。
だが、そんな中でも“どストライク”のボールは貴重だ、これをこすってファールにする様ではPリーグではメシを喰っていけないだろう。
僕の顔を見上げるサラに、
サラとメッセージをやり取りしていた相手である事を伝えると、彼女は笑顔を浮かべながら、
一応、約束をブッチしたという認識はあるようだ。
だが、彼女と会えた今となれば、そんなことは何も気になっていない。
とりあえず友達を信長において来ている現状を説明して、一緒に信長に向かって歩き始める。
サラに「信長で何か食べる?」と聞くと、「いらない」との事で、この後はサラの友達が働いているというKTVに行くこととなった。
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信長に着いた僕たちは、店の中で1人寂しくビールをすする日本人に声をかける。
と紹介すると、
現在オンライン英会話受講2年目、1日25分の英会話レッスンレベルだった僕の英会話レベルでは理解できない、早く、滑らかな英語でサラと会話を交し、彼女の笑いを引き出して行く。
少し前までは、A氏にこの年唯一の感謝を感じていた僕ではあったが、一瞬でこの年イチ、A氏のことが大嫌いになりかける寸前で踏みとどまった。
A氏の英語のレベルは凄まじいものがあり、小学校を卒業してから、中学からはアメリカで暮らして生の英語に触れながら、語学力が育まれてきた猛者だ。
そんなA氏の英語力の域に達することは、現実問題厳しいかもしれないが、改めて相手とコミュニケーションを取るための手段としての言葉の必要性を感じた瞬間だった。。。
そう、全てはフィリピーナの為に…
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そんな、I'm jealousな気持ちをぎりぎりの笑顔で包み隠し、信長のチェックを済ませた僕たちは、サラの友達がいるというKTVに向かう為に、マビニを南下し始めた。
歩き始めると、自然とサラと手を繋ぎながら僕たちは歩き、それに気付いたA氏は
などと、茶化して盛り上げてくれている…が、内心…
おかわりを求める心が沸き上がり、気持ちよくなってしまっていた。
店へと向かう途中で、ビラまきが何人か寄って来て、最初は僕たちに声をかけて来ていたのだが、サラの顔を見ると「Oh...サラ!○!※□◇#△!」と何かタガログ語で話をしている。
確かにサラは田舎から出てきて、マラテの街のKTVで仕事をして3年目だと言っていた。
マラテに通う様になり、少しは慣れてきた今だからこそ思うが、このマラテの街で、そしてKTVという仕事を3年もしていると、さすがにビラまきの友達も増え、沢山のゲストと同伴なりで街中を歩く姿をビラまき達も見てきただろう。
言うて、店を辞めたのが直近だったサラは、出会ったこの時点では、日本人を含む色々な男性関係もあったと思う。
会話の内容こそ僕には理解できないが、彼女とビラまきとの間で「おっ、新顔連れてるやんか!」的な会話が行われている可能性は否定できない。
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ただ、出会う前のことに関しては、どこまで行ってもどうすることもできない。
そして僕は、「完っ全っにコイツ行動がなんかおかしいな?」と自分自身が思い、その真実を知ろうと思うまでは、できる限りフィリピーナのそれらの問題には触れないでいたいタイプでもある。
だからこそ、このサラに関しても、今日僕と知り合う以前のこと、そして、この後に起こる問題以外に関しては、特に何か彼女の過去を知りたいとは考えていなかった。
だが、この狭い界隈マラテであるが故の、ある種特殊なコミュニティーは、日本人から、そして時としてビラまきから、現在自分に関わりのあるフィリピーナの話や噂が雑音として耳に入りやすい街であることをこの後、思い知らせされることとなる。
続きは次回。
TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。