どうも、ミカエルです。
無事滞在ホテルにチェックインすると、早々にこの旅初のマッチアップをサニーと果たす
今回のお話は、初単独渡航でサニーと過ごした、3泊4日のフィリピン滞在、前半のお話となります。
よろしくお願いします。 押忍!
予想外の展開に少しきょどりながらも、何とも言いがたい幸福感に包まれるミカエル。
黒い麻薬を再度チャージし、さぞかしドーパミンがドバドバだったことだろう思う。
起きるのが早かったことも手伝ってか、とてつもない眠気に襲われ、夕食までの時間、二人で少し睡眠を取る。
サニーは今日、明日と仕事をアブセントするとのことで、最終日に同伴で店に行く約束をしていた。
夕方、彼女のシャワーの音で目が覚め、ミカエルもシャワーを終えて、夕食に向かうことに。
だが、この3年間で僕が訪れた場所など限られている。
ホテル名と近隣50m圏内、そしてマカティーにいるということ以外は、地理関係も含め全く解らない。
全てサニー任せの、ノンプランの渡航だった。
そして、サニーと向かったのは、グリーンベルト。
グリーンベルト内の両替所で両替を済ませ、サニーとの初めての食事は、当時グリーンベルト内にあったしゃぶしゃぶ屋に向かった。
味は。。。全くもって美味しくない。。。と言うよりはタレが最悪で、ポン酢風の演出を目指してるのだろうと言う事は、何となくわかるが、ポン酢とは全くの別物で、
としか言いようのない味で、僕には合わず、そっと箸をおいた。
だが、僕にとってこの旅では食事の味など、どうでもいい。彼女と過ごす時間さえあれば、それで良かった。
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食事を終えた僕たちは、ランドマークを抜けグロリエッタへ買い物に向かった。
だが、時間が悪く、閉店の時間がすぐにやって来た。買い物もほぼできずに終わったので、明日もう一度来ることにしてホテルへと戻る。
グリーンベルト1〜5、そしてランドマーク、グロリエッタ1〜5と建ち並ぶ、グリーンベルト周辺は、今でこそ完全に地理関係を理解できたが、最初に訪れたこの時は、マジにややこしすぎて、自分が現在何処にいるのかが、全く理解できなかった。
かくして、ホテルに戻っては来たものの、まだ時間は22時過ぎ、マニラ滞在時の時間感覚でいうなら18時ぐらいなもの。
これから、どうしようか? などと考えていた所、サニーの友達で、マッサージとフットスパを出張で行っている友達がいるらしく、その友達に来てもらい、サニーのフットスパをしてもらうことにした。
部屋で1時間ほど待っていると、サニーの電話が鳴る。
友達がロビーに着いたとの事で、サニーとともにロビーに降りると、そこに現れたのは
ものすごっつ、腹の出た、ガタイのいいおっさん。。。。いや、女性、いやバクラ “キム” だった。
とても失礼なことを思ってしまっているのは重々承知だ。だが、それを差し引いても、その完成度の高さはかなりのクオリティだった。
彼の。。。いや、彼女のQOLは本当に大丈夫なのか?とむしろ僕が心配になる。。。
だが、サニーとキムは、子どもの頃からの付き合いの幼なじみらしく、サニーの手前、キムに対して失礼な対応は絶対に避けたい。
必死にキムの褒める所を探そうと、脳に全神経を集中する。。。そうだ、こんな時こそリフレーミングだ!
顔。。。言い換えれば、個性的と言える。。。ある意味凜々しい。。。
上半身。。。言い換えれば、愛嬌のある可愛いフォルムと言える。。。綺麗な2頭身。。。
下半身。。。言い換えれば、馬力が過ごそうと言える。。。人力でもまあまあな所までいけそう。。。
数秒間の間に必死にリフレーミングしていくものの、結局、
との結論に至り、無難な自己紹介と、全力の笑顔で対応した。
部屋に戻り、サニーのフットスパが始まった。
サニーはこの突然現れたおっさん。。。いや、心は女子なキムと楽しそうに「女子会トーク」を繰り広げている。
そんなサニーの笑顔を見ていると、表情がいちいち可愛いく胸がキュンキュンする。
そのまま、ふと視線をずらすと、キムが視線に映り込む。。。
『あかんっ!』
とすぐさま、サニーに視線を戻して心を休めるということを、1時間近く繰り返す。。。
そんな事を繰り返していると、思ったことはただ一つ。。。
時刻は2時に近づこうとしていた。
この時間になると、日本から新調して持参してきたヘルメットを、使いたい気持ちがMAXに膨れあがってくる。
なんせこの後に、待っているのは。。。
なのである。
もう十分フットスパテクニックをお披露目しただろう?
終わりと言って、早くお金を請求してに来てくれっ!!カモンっ!!
そんな願いは届かず、その後30分近く、キムのフットスパが続いた。
そうこうしている間に、遂にその瞬間が訪れた。
ミカエルの心の中で、この言葉が木霊する。。。
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キムにフットスパ代の1,000ペソと、もうこれ以上、不毛な『女子+おっさん会トーク』を繰り広げて、部屋に居座らないで下さいwww の願いを込めたチップ2,000ペソを手渡し、彼。。。いや、彼女が帰って行くのを見送った。
彼女の大きな背中が、夜のマカティーの街へと消えていった。
部屋に戻ると、サニーが部屋の明かりを消して、既に臨戦態勢で待っていた。
日本から新調してきたヘルメットを、彼女に気付かれぬようにそっと装着し、今日2度目のマッチアップ開始。
レベルスイングから、ダウンスイング、アッパースイング、ローリングスイングと、高校野球児並みの情熱を持って、バットをスイングしてみる。。。
その威力のすごさは???
結果、言うていつもと、そないに変わらない
そもそもヘルメットの粒っ粒ぐらいでは、時に無知な男のガシマンにも耐え得る、鈍感性を持った粘膜には、言うてそないに違いは解らないらしい。
と言う検証結果も得て、旅の初日は眠りにつく。。。
続きは次回。
TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。