どうも、ミカエルです。
そして、再びの渡航の日が訪れる
本日もよろしくお願いします。 押忍!
迎えた渡航の日、リオは今回も空港に迎えに来ると言ってくれたものの、サニー同様、前科持ちとなった彼女には現状で思いつく限りの言い訳を丁寧に並べ、滞在するコンドでの待ち合わせとなった。
少なくとも、これでフィリピンに降り立った瞬間に空港で開かれる空港職員との座談会が開催されないことは確定、直ぐにマカティに迎える。
スポンサーリンク
もしGrab Carに「馬」という選択肢があるなら、今回ばかりは「馬」を選び、颯爽と空港を駆け抜けて行くだろう。
ただ、兄さんの存在が明らかになった今、いくら気持ち的には割り切れている、そして、都合のいい関係と自分に言い聞かせているとはいえ、この関係を続ける気持ちは渡航までのこの1ヶ月で急減していた。
フィリピンという国でのフィリピーナとの向き合い方においては、真剣な恋愛を求める人とマッチアップの数を求める人の2通りの滞在の指向があるとは思うが、僕はどちらかと言えば前者の傾向が強い。
現状めぼしいフィリピーナの存在もないので、リオとの都合のいい関係を継続しつつも、今回のフィリピン滞在では他のフィリピーナとの出会いも欲している。
であるが故に、今回はリオとの滞在の他にもA氏と仕事の予定があるとリオに伝え、2日間のKTV廻りDay(裏テーマ:あわよくば1日で決めて残りの1日そのフィリピーナと過ごす)をスケジュールを組み込んだ4泊5日で旅の予定を組んだ。
スポンサーリンク
そんな裏テーマも含みながら、マニラに到着。
とりあえず、リオには「空港に到着して今からいつものコンドに向かう」とメッセージを送ると、リオも今から向かうとの返信が返って来た。
ウェイティングエリアに降りてUberを配車すると車も直ぐにつかまり、今回は超スムーズにマカティのコンドに到着。
前回の旅では空港に到着してから2時間も足止めを喰らった事もあり、ただスムーズにコンドに辿り着けただけではあったが、裏タスクのスケジュールを組み込んでいることにあり、何故か良い旅になりそうな気をビンビンに感じていた。
コンドのエントランスで、前回の滞在では会えなかった部屋のオーナーとも久々の再開を果たし、鍵を手渡してもらって部屋に無事チェックイン。
部屋で荷物を開けながらリオを待っていると、しばらくしてリオもコンドに到着したとメッセージが届いた。
言うて今回リオと過ごせる時間は、もし気持ちが盛り上がれば裏タスクは中止にしても構わないフレキシブルさはあるものの、現況では今日、明日で切り上げる予定だ。
リオをエントランスに迎えに降り、彼女の荷物を部屋に置いて、僕たちはいつも通りグリーンベルト、グロリエッタへ買い物・食事へと向かう。
スポンサーリンク
当然ながらリオはまさかの急展開で僕が、リオの本命彼氏の存在を知った事を知らないのでいつも通り、この半年間かかわってきたいつものリオだ。
変化が起こったのは僕の心だった。
この時の本心としては、リオを本命彼女フィリピーナにしたいと思う気持ちは本当になく、本来なら彼氏がいても、誰の彼女でも、僕がフィリピンに渡った際に楽しければ問題がないはずだった。
だから事実として彼女に本命彼氏がいる事を認知しても、特にショックも嫉妬もなかったのは正直な気持ちだ。
だが実際に彼氏の存在を知ると、何とも言えない気持ちの中でリオへの関心が薄れてしまった。
ただひとつ、自分自身は彼女の事を真剣に好きになることはないが、彼女には真剣に好きになって欲しいという欲望的な感覚があったのだと思う。
スポンサーリンク
「浮気してもバレんとってな!」的な真実を知る方が良いのか? 知らない方が良いのか? という選択を、真実を知る手段はある中で、自分自身選択できる場面はちょこちょこ有ると思う。
そういう意味で言うなら、僕は確実に、真実をめくった上で、どうするかを判断したいタイプだ。
そして、今回のリオ場合は結果として、他の彼氏がいる中でこの関係の継続は必要ないという気持ちに傾いて行った。
そんなことを感じつつも、いつも通りに僕に接するリオに、僕自身も、恐らくいつも通りの僕で応答しながらこの旅がスタートする事となった。
続きは次回。
TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。