どうもミカエルです。
ただ、今回の彼女との最後の時間を通じ、彼女への気持ちは吹っ切れ、ある意味、清々しさを感じる、別れとなった。
本日もよろしくお願いします。 押忍!
僕が頻繁にフィリピンに渡航するきっかけとなったサニー、そして、僕が困った時にはことあるごとに、サポートしてくれたジョイ。
同じ時期に出会った2人のフィリピーナと、同じ時期の別れを経て、僕のフィリピンとの関わりは通常通り、仕事での年に1度のフィリピン渡航に戻る予定だ。
そして、この年最後のフィリピン渡航は、その仕事での渡航だった。
サニーとの最後の別れとなった、8月末の渡航から2ヶ月と少しが過ぎた11月の半ば、仕事の予定として2日、そして、折角なので自由な時間として2日の計4泊5日の予定で、僕はこの年最後のフィリピンへの渡航。
この日の便は昼過ぎの到着、T3に着き、ターミナルの外に出ると、いつもとは全く異なった景色となっていた。
空港内の道路が全く動かず、車は大渋滞し、人は溢れかえり、タクシー乗り場には今まで見た事のない行列が出来ている。
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ちょうどこの時、フィリピンでAPECが行われていて、各国の首脳や代表がフィリピンで会していたようで交通は規制され、僕が到着したT3は人と車で凄い事になっていた。
タクシーの行列と車の渋滞具合を考えると、普通に並んでいては、いつ乗車できるかも分からない。
とりあえず、最悪の場合に備え、順番取りの為にタクシーの行列に加わり並んだものの、僕には困った時にタクシードライバーの番号がある。
こんな時こそ、育んできたドライバーとの友情の真価が問われる時だ。
携帯に登録されている、ドライバーで一番お世話になっているドライバーにテキストを打つ。
I'm just arrived airport terminal 3.(ちょうど今、ターミナル3に着いた)
Please come to pick me up. (僕を迎えに来て欲しい)
Coz very traffic around there now.(だってその辺りは今、渋滞が凄いから)
姑息に、現状を伏せて送ってみたものの、当然のことながら、ドライバーの方が空港周辺の現状を理解している。
気を取りなおし、後数人いる頼みのつなにテキストを送るも、皆、渋滞で僕を拾うのは無理との返事だった。
何かにつけハイタッチで、そのうちBroとでも言い出すんちゃうか?と思っていたぐらいのドライバーでも、迎えに来るのを拒むぐらいの状態だった。
フィリピーナにも見捨てられ、ドライバーにも見捨てられた今、僕に出来ることは、神妙な面持ちで「絶対、誰も俺の順番抜かさんとってなっ!」と願いながら、この行列に並ぶことだけだった。
嘘でしょ…と思うような所から並び出し、順番待ちの概念をブチ壊す猛者が現れない事を祈りつつ、ひたすら人がはけて行くのを待ち続けた。
13:00過ぎにマニラに到着した、時刻は14:30になろうとしている。
だが、僕の目の前には、まだまだ盛りだくさんの人集りで溢れ返っていた。
「あかん、これは1回A氏に電話しよ!」と思いだす。
ワンチャン、「マジっすか?社員の誰かバイクで迎えに行かすっすわ!」と言うベストシナリオをイメージしながら、僕自身も、このデカいキャリーはバイクでどうやって乗せよ?と起こるであろう未来を予測。
二人乗りで、運転手と僕の間にキャリーを挟み込みつつ、この大渋滞をすり抜けていくイメージトレーニングを始める。
とりあえず、A氏に電話をかける。
なんかいい方法ないかな?
現状を説明し、ベストシナリオの返答が返って来るのを待つ…
期待を込めたベストシナリオは脆くも崩れ去り、答えは、嘘でしょ…と言いたくなる「しゃーないっすね!」との事だった。残酷な現実を受け止めつつ、
と最大限の落ち込みをアピールしたボイストーンで答えると、A氏が
確かにA氏は最近は普段Uberを使っている。
だが、僕は慣れたドライバーへの安心感から、Uberのアプリさえダウンロードしていなかった。
早速Uberのダウンロードを試みる。
だが、言うてフィリピンのwifiでのダウンロード。
ダウンロードがとてつもなく、遅い。
日本でダウンロードしておかなかった自分を、今月一、嫌いになりながら、ダウンロードを待った。
待つこと約20分、ダウンロードが終わり、アプリが薄暗くなりからのクルリンと回転からの明るくなりでアクティブになった。
この空港の中で、今Uberをダウンロードしているかもしれない、全てのライバル達の誰にも負けまいと、鬼のフリックで登録を済ませた。
周りを見渡せば、みんながUberを配車しているのではないか?と沸き上がる妄想と戦いながら、Bay5を指定し配車!!
タクシーは思いのほか近く、4分の表示。
ニューポートシティ前の道路のかなりT3寄りの場所に居る。
もう少し走って、クルんと左折すれば空港入り口だ。
だが、この大渋滞、距離的には4分なものの、いっこうに動かない。。。
しかし、タクシー待ちの行列でタクシーを待つよりは、はるかに希望が見えた。
4分の表示から何分経ったのか、分からないぐらいの時間を経過し、いよいよタクシーはセキュリティーゲート辺りにまで到達。
だが、それでもBay5までは、なかなか到達しない。。。
ナンバーとGPSの場所を確認しながら、結局Bay1まで歩き、遂に車とのご対面となった。
トランクにキャリーを入れ、車に乗車し、ドライバーと大渋滞について語り合いながら、更に40分ほどかけて、ようやく空港を出ることが出来た。
空港に到着してから、空港を出るまでに要した時間は、3時間半を超えていた。。。
だが空港を出て、マカティ方面へのスカイウェイの乗り口付近まで近ずくと、一気に渋滞が解消していて、空港を出てからは20分ほどでマカティに到着した。
結果としては、ここまでぐらいなら、歩いて空港を出てこの辺りでタクシーを拾えば、全く渋滞には巻き込まれていなかったのだが、そんなことは、空港の建物を出た段階では全く分からなかった事だ。
ただ、これを機に、僕の移動はUberへと移行し、渋滞の時には交通情報アプリで、今回の様に少し歩けば回避できるかどうかを確認するようになったのは、マイナスのことばかりではなかったと思う。
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今回の宿は、初めてAirbnbでコンドミニアムを予約していた。
結局、マカティの予約したコンドミニアムに到着したのは、17時過ぎとなり、T3からマカティまでの移動で4時間を超える時間を要する、旅の始まりとなった。
到着後、A氏のオフィスに向かい、A氏と合流。
今回は、A氏の会社の日本サイドの新人B君が、昨日から初めてマニラオフィスに来ていたらしく、初対面となった。
僕たちはとりあえずは夕飯に出かけ、その後、B君初のマニラの夜遊びとして、ブルゴスに出向いた。
そして、このブルゴスで、僕はこの後もまたマニラ渡航を続けるきっかけとなる、フィリピーナと出会うこととなる。
だが、そのフィリピーナとの出会いは、このB君も関係する出会いとなることを、この時はまだ知らなかった。
続きは次回。
TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。
友達にフィリピン人多いから、行動パターンが合致してておもろい。
あと同じ関西てのもあるかと思うけど、流石は物書き。言い回しが一々笑えます。
鈴ノ介さん、コメントいただき有り難うございます!
鈴ノ介さんも関西の方なんですね。
僕たちはおじJ京都、僕ミカエル大阪のフィリピンフリークになりますw
また宜しければ、お読みいただけましたら幸いです。