そして新井監督24回目の誕生日は、キャストではなく、ゲストとして祝われながらも、メインのプレゼントは出てこないと言うシュールな状況となり、翌日、誕生日プレゼント“冷蔵庫”を買いに行く事となる
翌日。
普段なら午前中に一度家へと帰るクリスタルのルーティンであるが、この日は姉夫婦がここい迎えに来てくれることもあり、そのままステイ。
昼前となり、クリスタルへホテルに付いたとの連絡が入った。
前回も書いた通り、バカ嫁フィリピーナ サラのクリスタル姉妹へのFBメッセンジャーテロ依頼の再会となる、クリスタルの姉。
妻子持ちよる男による妹への種付けを経て、その妻子持ち男の嫁から、訳の分からない罵声メッセージが自分自身に届いた姉。
いったい、僕にどんな感情を抱いているのだろう?
日本人の感覚で考えるなら、
と、ヒヨり身構える、凄まじくシビアなシチュエーションである。
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が、ここは枠内シュートとブンティスの都、フィリピン。
いざクリスタルの姉と再会迎えると、内心はどう思っていたかは別として、こちらがビビるくらい何事もなかったかの様なKumusta具合であった。
それはもうすごくいい、Kumusta具合である。
まぁ後になり、時が過ぎるとその理由もわかるのだが。。。
とりあえず、この時点ではそんな未来の理由は当然見えない中で、心の何処かで求めていたかも知れない『お叱り』という名のご褒美を与えられない。。。
女王様からの罵りなき現実に、若干の物足りなさを感じながらの再会を果たし、車へと乗り込んだ。
車に乗り込み、一応サラのテロメッセージを平謝りしながらも、珍しく空気の読めるフィリピン人であるのだろうか?
クリスタルの姉も、アメリカ系黒人である姉の旦那も、そこは深掘ってくることはなく、普段と何も変わらない車内での雰囲気である。
そんな車内ではあるが、車はグングン南下し、CITY OF DREAMSを横目に見ながら華麗にスルー。
買い物は「MOA」説は消滅し、このコースは確実に、ワイおもいますに姉の家の方面である。
パサイに住むクリスタルであるが、姉夫婦の家はニノイ・アキノ空港の裏と言えばいいのか?南側の◯◯VILLEGEと名が付くようなビレッジ群の中にあり、場所的にはパニャラケである。
買い物に行き、クリスタルの家に届けてバイバイコースとはならず、まずは姉夫婦の家へと拉致られる様だ。
その理由は、これまで姉夫婦の家に招待される度に、気力と体力の全力を振り絞り相手をしてきた、姉夫婦の見た目ほぼジャネット・ジャクソンの二人の娘達に、僕のおもちゃとしての資質を見出され、召喚されているとのことだ。
湧き上がるそんな思いはひた隠し、車内で心を整えると車は無情にも姉夫婦の家へと到着した。
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もはや大人の事情によるトラブルにより、二度と姿をみせることは無いかもしれないと思っていた、Made in Japanのおもちゃが再び家へとやって来た、見た目ジャネット・ジャクソン達にとってのプチDreams Come True。
家の玄関へと入ると、さかりの付いた犬の様に飛びかかってきて、何ならそのままプレイが始まり、大人の階段を登りそうな勢いである。
だが、現実問題こんな7歳と5歳の幼女に大人の階段を登らせる性癖があるのは、前回の記事同様、これまたクレマニのマハルキタ☆ちーちゃんぐらいだろう。
ただ今日はクリスタルの娘の姿はなく、そこにはあえて触れない男の美学を貫く。
そうこうしていると、姉が食事を用意してくれていて、みんなで遅めのランチを食べ終えるとジャネット達のエンジンが掛かり始める。
結果、体も心も人生もぐちゃぐちゃにされながら、耐え凌ぐこと3時間。
“冷蔵庫を買う為”に昼前にホテルを出発したはずが、街が赤く染まるピークの時間を迎えようとしている。
先に力尽きたジャネット達を制し、ホテル出発から既に5時間超、ようやく、そもそもの本題である冷蔵庫の買い物へと向かう。
連れて行かれたのは、今まで行ったことのなかった「SM CITY BICUTAN -SM シティ ビクタン-」。
昨今の騒動で有名になったビクタン収容所からもほど近いこのモールであるが、当然この時点ではビクタン収容所の存在などは知らず、馴染みのない場所に建つただのデカいモールというイメージである。
ただ、今になって思うとこのSMシティビクタンは、ある意味で僕にとってのビクタン収容所とも言える場所だったと言えるのかも知れない。
モール内に入り、家電販売店を数軒みるみるして回り、とある店舗で足が止まる。
躯体はまあまあデカく、そもそも姉の旦那マイクが乗るセダンのトランクになんか絶対入らんやんけっ!との威風堂々とした雰囲気がある冷蔵庫である。
フィリピンでしか見ることのない「HANABISHI」と刻まれたブランド名。
とにかくお手頃な値段である。
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是が非でもこれで手を打ちたいところであるが、クリスタルの姉が更に移動を始め、ちょっとええ感じにディスプレイされたコーナーにある冷蔵庫の前で歩みを止める。
大きさこそ先程の「HANABISHI」と変わらないが、そこには我らが日本が誇る家電メーカー「Panasonic」のロゴがテカテカしている。
そしてお値段をみると約30Kの差。
との熱い想いは姉妹たちに届くのか??
…ビクタン収容所とは容赦のなく無慈悲な場所である。
クリ姉… 日本製の方がいいんじゃない?
クリ…うん、そうする。
大したもん入れる訳でもないんやから、HANABISHIでええやんけっ!
さらに言うなら周りを見れば、パナとてノーマルタイプの2ドアであればHANABISHIに寄せた値段の冷蔵庫は数点はある。。。
キレそうな気持ちを必死に抑えながら、姉妹の話の成り行きを見守るが、クリスタルから最終のクロージングがかかる。
我らがPanasonicのロゴが刻まれる観音開きの冷蔵庫を指差し、
クリ…これにしていい??
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…
…
…
そして結局、この冷蔵庫は今日は持ち帰ることは出来ず、後日自宅に配送とのことである。
そんなことならば、そのまま2人でどこかに買いにいけば、クリ姉の無慈悲なパナソニックパスも受けずに済んだ可能性も大いにあるが。。。
全ては結果論であり、唯一の収穫は「買い物、基本、外野混ぜずに2人きりで行くべき論」を確立できたことだろう。
そんなビクタン収容所の洗礼、そして昼に迎えにきた際の車内では、“クリ姉 めっちゃ空気読めるヤツ”説を感じたものの、やっぱり空気読まれへんヤツとの結論を受けながら、この旅のクリスタルの誕生日及び誕プレの表のメインイベントを終える。
そして裏のメインイベントとも言える、子どもが生まれるまで、生まれてからのサポートの確認もそつなく終えると、この旅に他の見せ場はなく日本へと帰国の途に就いた。
のだが、この後クリスタルとの事態が急展開を見せた…
続きは次回。
TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。
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