【5ヶ月ぶりの嫁ピーナ】帰国後あっという間のクリスマス、そしてフィリピーナ嫁と5ヶ月ぶりの再会が決定する【Chap7 142話】- ミカエルblog ep375

 

残り数日となった今回のマニラ滞在。

残りの日程は大人しくクリスタルとの時間を過ごしたので、特筆するイベントは起こらず日本へと帰国する。

そしてこの年も最後である12月を迎えた。

 

そもそも年の背でバタつく12月にフィリピンへと渡航することはこれまで無かった僕である。

ただ今年はイレギュラーで、急遽、予定に無かった12月の渡航が来まり、その予定に合わせ12月21日か22日位から一週間ほどで超年末に日本へ戻る予定で考えていた。

そんなスケジュールを組もうとしていた裏で、11月の滞在で若干選択の余地にあったフィリピーナ馬鹿嫁 サラの誕生日をブッチして以来、時には爆ギレ、時には爆泣きのメッセージがより一層激しく届く様になり、明らかにメンヘラな状態が感じ取れる様になっていた。

 

そして「その中で誕生日もフィリピンに来なかったので、クリスマスはどうしてもファミリーで過ごしたい」とのメッセージが送られて来る様になり、

などと思いながらも、「年末なんか忙しいし、ムリ」、、、と最初は返していた。

 

ただ、そこはキチガイぶりが売りの我が嫁フィリピーナ サラである。

幾ら断っても何度もなんどもめげずに送られてくるこのメッセージのプレッシャーに、流石にドンピシャのクリスマスは既にクリスタル等の約束でムリでも、その前の何日間かは流石に会ってもいいかな？的な考えへと変わって行く。

 

そして

・18日渡航－22日帰国（風） サラ、子どもと5ヶ月ぶりの再会し、早めのクリスマスイベント

・22日渡航－28日ガチ帰国　クリスタルとクリスマスイベント

サラには「流石にクリスマスとかは年末すぎて忙しくてマニラおられへんけど、その前に数日会いに行くわ」との話で、話がついてこの予定で12月の渡航予定を決めた。

 

が言うて、次の滞在期間中サラにもクリスタルにも該当日以外はマラテにいるのを知られる訳にはいかない。

ただ、双方とも急に普段と違うエリアに泊まると言い出すのは怪しい。

その為、サラとの滞在はマラテと言えばマラテなものの中心部より数ブロック離れた、「ホテル キンバリー マニラ」。

クリスタルとはいつも通り、「マニラ クラウン パレス ホテル」で宿をとった。

 

とは言え、サラと会うのは久しぶりすぎて、そもそも会った際にどんな顔でどんな第一声を発すれば良いのか？

が、サラも久しぶりに再開することが決まると、送られてくるメッセージの内容は、“快方”の方向へと向かっていきつつあった。

そして更に調子に乗り、普段であれば持っていくのにかさばる為にほぼ断り、僕自身は数回しか持って行ったことのないカップヌードルの箱買いおみやげなども頼んでくる厚かましさを見せ始めた。

 

とは言え、そうなった原因は別としてこの5ヶ月、仕送り以外は全放置したサラと子どもである。

さすがにサラが言ってきたおみやげぐらいは準備万端で用意した。

そんな中、幸いなのは、サラと会っていないこの5ヶ月の間も全力でフィリピンへと渡り、他のフィリピーナと過ごしていることが恐らく、この時点ではまだサラには認識されていなかっただろう。

 

日に日に会話は喧嘩前の日常の会話へと戻りつつあった。

が、以前と決定的に違うのは

・パロパロ界の多重債務者 クリスタルとの関係が未だずるずる続いている事

・僕自身が他の不特定多数のフィリピーナとのスパーリングを楽しむのがフィリピン、、、いや、マラテ

と思い出していたこと、

そして何より、結婚したばかりではあるものの、切れるんやったらいつでも切れていいでと、サラとの別れを受け入れていいとこの時は思っていて、あとは生まれたばかりの子どもの問題だけがひっかかっていること。

 

そんなことを思いながらも日はどんどんすぎ、サラとクリスタル、そして今回は会う予定に入れていないもののヤナとのやり取りを続けていると、あっという間に12月の渡航の日を迎える。

普段はあまり空港に迎えに来るとは言わないサラであるが、流石に5ヶ月ぶりのこの日は空港に迎えに来るらしく、空港で待ち合わせとなった。

そしてクリスタルとヤナには、メッセージならまだしも、コールなど来た日には、またしてもサラの狂気が発せられることは確実であるため、ある言い訳をしていた。

 

クリスタルとヤナ、双方ともにこの日から仕事にタイに行く体で話をしており、ホテルぐらいでしかデータが使えないと伝えていた。

そしてクリスタルには、最悪は22日マニラに着いたら連絡すると話をし、ヤナには月末に日本に帰るから帰ったら連絡を入れるとの話で、音信不通になる為の下準備を数週間前から進めており、フィリピン渡航とともに、音信不通実行の日を迎える。

 

我ら関空勢が昼過ぎマニラ着の便に乗るためには、6:30関空初のスターフライヤーか、7:00関空発のANAに乗る必要がある。

僕は6:30発のスターフライヤーで早めに羽田につき、羽田でゆっくりするのがルーティンだ。

そして7時半頃に羽田へと到着すると、サラにはマニラ行きの搭乗間際に「今から飛行機に乗る、到着13:30ね」というメッセージを。

 

クリスタルとヤナには「今からタイに行く飛行機に乗るから、しばらく連絡がつかない」というメッセージを送り、ANAマニラ行きNH869便と共に二人から消息を断つ。

そして飛行機は定刻通りにマニラへと到着し、イミグレへと向かう通路を歩きながらサラに連絡を入れると、既に空港に着いて待っているとのことだった。

そしてイミグレを通過し、預け荷物をピックアップして出口の方へと向かうと、その先に子どもを抱いたサラの姿があった。

 

続きは次回。

TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。

 

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