アップステージ マカティを後にして、マラテへと戻るタクシーに乗りながらこの後の予定の話。
この後の予定と言っても僕はピンクレディに向かい、1時を待って串まさへとアフターへと向かうだけであるが、しげる氏は横で、
なんか他にいい店ない?ミカピー??
わざとであろうデカ目の声で「どうしよっかなぁ〜」と、すんごいアピールし始めるしげる氏が、シンプルにうざい。
恐らく、恐らくではあるが、ピンクレディに行くまでにマラテで他にもう一軒ぐらい行かない?のアピールなのでろうが、僕の答えはシンプルに“行かない”という以外の選択肢はない。
まして他に「いい店ない?」と聞かれた所で、ここ最近はマラテではピンクレディ以外のKTVに行っていないし、そもそもそれ以外もほとんどのサラの友達が働いているからとの理由だけで行っていた店で、自らの意思で向かったKTVなど数えるほどしかない。
一瞬、頭の中で「白い薔薇 -ホワイトローズ-」や「東京88」など、僕の中で、、、あくまで僕の中での日本人向けマラテKTV界の最底辺との認識であるフィリピーナが揃う、KTVにでも行ってみることをおすすめしようかとの思いも湧いて来たが、
スポンサーリンク
などと言われると、それまた鬱陶しいので自重する。
そもそも僕がピンクレディしか行かないことを知っているのに、テシとの関係悪化でピンクレディに生きづらくなったのは、自らのお金で釣ろうとして失敗した際のキレ方の理不尽さが招いたことでもある。
結局は「僕も他はわかんないっすね」とツン気味で答えを返して、あえてしげる氏とのこの後の話はしない様にした。
そうこうしているとタクシーはマラテへと到着し、しげる氏と僕が滞在するホテル、「マニラ クラウン パレス ホテル」の前で車を降りた。
しげる氏は一旦部屋に戻るとのことでホテルの中へと入っていき、僕はそのままピンクレディへと向かう。
ピンクレディへと到着すると時刻は23時を過ぎたところ、アフターへと向かえる時間まで、もうしばらく時間がある。
店へと入るとこの日はクリスタルにお客さんがついていた。
とくにヘルプも要らなかったので、マネージャーに「おとなしくゆっくりしてるから、ヘルプも要らんで」と告げるも、とりあえずの乾杯要員であるヘルプのフィリピーナ サユリとマネージャーが、クリスタルが来るまでテーブルに着いた。
クリスタルが違う席で指名されてても、打ち上げるのがオレ流by落合監督。
クリスタルのポイントではあるらしいが、サユリとマネージャーだけのテーブルへオートマチックに、塩、カラマンシー、ボトル、ショットグラスの4点セットが運ばれて来る。
ただ、現状のピンクレディの中では、クリスタルの次にもしあわよくばが起こるとするなら、チョイスするだろうフィリピーナはこのサユリだった。
そう言った意味では無駄にボトルだけ運ばれて来たわけではなく、サユリが酔っ払ったとするならば、オッパイぐらいは触ろう、いや、揉みしだこうと心に誓う。
その他にも、そもそもカズ氏と初めてピンクレディを訪れた際に、カズ氏がクリスタルを指名し、被りだったために仕方なく僕が指名したアイコ。
そして、しげる氏と超絶絶縁中のテシも、美味しそうと言えば美味しそうなフィリピーナではあるが、とりあえずこの日は横にいる、サユリのオッパイにフォーカスする。
そんな作為的あわよくばのタイミングを見計らいながら、マネージャーと話をしていると、話はクリスマスの話題となった。
ピンクレディだけではなく、マブハイプリティハニーと当時のキャンディーズといった串まさ系のKTVは、12月23,24,25の3日間は店が休みらしく、その休み前日の営業終わりにこの3店舗のキャストとスタッフだけでクリスマスパーティーを毎年しているらしい。
ここ数ヶ月マニラ滞在中は全日オープンラストで店に居座り続けたこともあり、ピンクレディのキャストやスタッフとはかなり打ち解け(自分で勝手に思っているだけ)、マネージャー曰くもはや“ピンクレディ ファミリー”とのことで、そのパーティーに来ないか?との話である。
スポンサーリンク
が、そもそも年末のバタバタしているクリスマス時期に、フィリピンに来る習慣がない僕。
しかもピンクレディだけのパーティーであればまだリラックスもできるが、普段行かないプリティハニーやキャンディーズのキャスト・スタッフがいるとなると、究極の内弁慶を自負する僕からすれば、盛り上がりをみせるであろうフィリピン人のクリスパーティーの中で、ひとり人見知りで大人しい日本人が混じっているだけの時間となりかねない。
そんな内輪で楽しむためのパーティーに誘ってくれた気持ちは有り難いが、ここはお断りする方がいいだろう。
話をしてくれたマネージャーに、
じゃ、22日ラストまで店おってそのまま参加するわ♡
…
断ろうと思ったはずだった心とは裏腹に、口から出た言葉は、
「参加します」宣言であり、TEAMピンクレディのミカエルとなった瞬間だった。。。
とりあえず今までは渡航したことがなかった来月、12月の渡航も確定したが、今日に限ってはクリスタルがテーブルに来るまで、そして、クリスタルを指名しているゲストが帰るまでに、いかにサユリのオッパイを揉みしだけるかが重要なテーマである。
が、
まだ数ショットしか飲んでいないサユリのガードは下がっておらず、まだ時間がかかりそうだ。
そうこうしている内に、クリスタルが一旦こっちのテーブルにつき、サユリとのオッパイをめぐる攻防は一旦インターバルに入る。
まだ酔っぱらっていないものの、クリスタルのポイントに奮闘したサユリも指名に切り替えると、マネージャーが先ほどのクリスマスパーティーの話を、クリスタルにも話した。
ただそもそもクリスタルも串まさ系のお店で迎える初めてのクリスマスらしく、どんなものかは知らないらしい。
だがこの話を受け、22日パーティー〜の、23日クリスタル一族のクリスマスプレゼント買い物〜の、24日クリスタル姉宅でのクリスマスパーティーという流れが決定した。
実際、日本とフィリピンという離れた環境で、1ヶ月もあればその関係は大きく変化する。
現に今回渡航するまでの1ヶ月でも、クリスタルの旦那問題、寿司屋風のおっさん問題が出没し、一旦はクリスタルとの関係を終わらせようと考えた。
スポンサーリンク
そう言った意味では、この確定したスケジュールが実現されるかどうか?は分からない。
が、現状の僕とクリスタルの2人の中では、そんな予定のクリスマスになると思っているのも間違いなかった。
そんな予定が確定し、暫くするとクリスタルは再び、指名されている客のテーブルへと向かう。
すると同時に僕とサユリの第2ラウンドのゴングがなる。
だがまたもサユリのガードは下がらず、有効打を打てない。
そうこうしていると、またクリスタルが戻り、サユリとの一戦はインターバルへ。。。
の様な状態を数回繰り返し、
と悟った僕は、サユリとの一戦を諦めてリングを降りる。
そしてクリスタルのお客さんも帰り、1時を過ぎたところでチェックをしてアフターへと向かう。
ここまで奮闘したサユリもアフターが終われば少しでも早く家に帰れるため、一緒に行く?と誘うと行くとのことた。
二人が着替えるのを待ちながら、頭の中である不安が過ぎる。
マカティへの向かいしなに、いつもマニラクラウンパレスのクヤにお願いした、ベッドメイクがちゃんとされているかどうかが気になり始めた。
1回のベッドメイクは毎日確実にこなされているが、言うてこの日は2回目のベッドメイクをお願いしている。
もし部屋に戻った際に、あのびちょびちょのシーツであった場合、ほぼ確、「仕事でマカティ」の言い訳は意味をなさなくなるだろう。
その場合は、
と逆ギレするか、他の言い訳を考えるかである。
そんな事を考えながら、クリスタルとサユリが着替えを終え3人で串まさへと向かうと、軽く食事をしてここでサユリとは別れる。
この日のサユリとの一戦はガードを下げさせられないまま、完全に負け試合だと思っていた。
ただ、このサユリに放っていたジャブが効いていること、この数ヶ月後の知ることとなるのだが。。。
そしてサユリと別れ、クリスタルと部屋へと戻ると、、、
ピシ〜と綺麗にベッドメイクされており、アホじゃなかったクヤに感謝しながら整備が終わったピッチで、クリスタルとのマッチアップをこなし、クリスタルと出会って初めて同伴しなかった1日を無事に終えることとなった。
続きは次回。
TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。
現在ブログ村ランキングに参加中です。よろしければこちらをクリックで応援お願い致します!