「コーヒーだけ一緒に付き合って」との謎の言葉を発し、しげる氏も急遽ヤナとの待ち合わせ場所であるロビンソンへと一緒に向かうことになる。
だが、たなべからロビンソンを目指してアドリアティコを歩いていると、しげる氏がすぐにその言葉の真意を話し出した。
ミカピーの昨日の女に、俺の女にも同伴しようって言ってるって誘ってもらってくれない??
しかも俺の女でも、しげる氏の女でもないし。。。
マラテに滞在中は付きまといの癖があるしげる氏ではあったが、今日に限っては昨日しげる氏がアップステージで指名したキムを、今から来るヤナに誘わせるための確信犯的な付きまといだったようだ。
もしかすると、前回のボラカイでグループ旅行的なものに味をしめ、グループ同伴を狙っているのかも知れない。
ただ、どのタイミングで一緒に同伴しようと言っているかである。
何の約束もしてないで今からキムに来てもらうとかは流石にムリだろう。
スポンサーリンク
いやいやいやいや、、、だから俺は昨日から約束してるねんって…
そんなツッコミを思わずしげる氏に入れたくなる言葉ではあるが、本人はいたって真面目な顔をして、ガチ目に言っているようだ。
とりあえず謎の妄想を描き始めた、67歳の暴走を止めなければならない。
少なくともヤナと会うまでには…
そんなある意味の義務感に駆られながら、しげる氏の妄想を止めようと試みるが、“俺なら当然いけるっしょ?”的なケイスケ ホンダのような自信に満ち溢れるしげる氏の妄想は止まらない。
そうこうしている内に、僕としげる氏もロビンソンへと到着した。
するとヤナも既に到着しており、僕たちが来たのをみつけてこちらに近づいて来る。
時間を守れるだけでヤナの好感度が上がってしまうのは、フィリピーナならではだろう。
そんなヤナではあるが、明らかに、
という顔を浮かべている。
それはそうだろう、僕の気持ち的には「何かこのジジイが勝手についてきてん!」と言いたい気分で一杯である。
ヤナと合流し、
ミ…どれぐらいここまで時間かかったん?
とたずねると、1時間半位とのことだ。
まあまあな時間がかかる中で、マカティではなくわざわざマラテまで来てくれ、さらに時間通りきっちり来てくれたとなると、後で店はそれなりにお金を使わないと、ヤナに悪い気がする。
とりあえずわざわざマラテまで来てくれてありがとうとヤナに伝え、しげる氏とさっきまでランチをしていて、一緒にコーヒータイムをしようという話になったと、ヤナにはしげる氏がついてきている理由を説明した。
ヤナがしげる氏に挨拶をすると、
アコだけアローン ディバ?
…
合って数分で早くも昨日のアップステージのしげる氏の指名フィリピーナ キムとの同伴に向けた、アピールを始めている気配があるしげる氏。
とりあえず、目の前のスタバのテラス席を確保すると、
と言いながら、ヤナと僕の注文を聞いてから、しげる氏が店内へと買いに行ってくれた。
スポンサーリンク
その間にヤナに、
ミ…クヤ、ホンマはキムと今日一緒に同伴したいらしくて、今からヤナにキムに連絡してもらいたいらしくてついてきてん
としげる氏が、付いて来た本当の理由を告げる。
するとヤナは
ヤ…ほんま?でも私、キムの連絡先は知らんねん…
と言いながら、困惑した顔を浮かべた。
まぁ考えてみると、同じ店とはいえ全員が全員と友達というわけではないのだろう。
しげる氏を交えて本題に入る前に、既に答えは出てしまった感が拭えないものの、あとはそれをしげる氏にどう伝えるかだ。
ただ、ここでヤナが「ママに連絡してキムの連絡先を聞いてみるわ」と言い始める。
というのが僕の本音ではある。
だが自分への特は何もないしげる氏のわがままに、キムの連絡先を知らないで終わらさず、一応出来る対応をしようとしてくれるヤナ。
アップステージのママにテキストですぐに連絡を入れ、キムの連絡先を聞いてくれる。
この話はしげる氏の前でアピールすることにして、「クヤ帰って来てからその話するわ」とヤナに話し、話題を「この後どうしよ?」という話題へと移す。
すると、ヤナはフィリピーナの常套句「あなたに任せる」との答え。
恐らくしげる氏の同伴の約束が上手く取れたとしても、すぐにマラテで合流となならないだろう。
しげる氏とのコーヒータイムの後は、一旦ロビンソンで買い物をしてホテルへと戻り、“ゆっくり”する事にこの後の予定が決まると、しげる氏が戻って来た。
テーブルに座り、まずはしげる氏に切り出す。
ミ…しげるさん、ヤナにさっきの話したら、昨日のキムちゃんの連絡先をヤナは知らんらしいです。
それ困っちゃうな~
ミ…そうなんす、、、そうなんすけど、今アップステージのママにメールして、連絡先聞いてくれてます。
それ早く言ってよ❤
ゴメンねヤナチャン、ミカエルとの同伴なのに時間取らしちゃって❤
確かに大迷惑ではあるが、それもまたしげる氏。
スポンサーリンク
そんな67歳の気まぐれに振り回されながらも、しばらくするとアップステージのママからヤナに返信が入り、しげる氏の指名フィリピーナ キムへとヤナが電話をかける。
そして、
と電話をしながら、しげる氏に伝える。
分かっていた答えではあるものの、それはそうだろう。
しげる氏は、諦めない男“しげる”として、67歳の不屈の闘志で引き下がらなかった。
すると5時半位からなら大丈夫だとのキムの答えである。
としげる氏に聞かれ、
ミ…僕らも5時半か6時位にマカティ戻って、店の近くの「SAKURA」って焼肉屋に行こうかと思ってるっす。
…
しげる氏の型にしっかりとハメられつつ、とりあえずしげる氏の指名フィリピーナ キムとは5時半にグリーンベルト3のスタバで待ち合わせとなり、4人での同伴が確定した。
そしてコーヒータイムを終えると、やっと気を利かしたしげる氏とは5時前にホテルのロビーで待ち合わせの約束をしてここで別れる。
ただ、
そんなことを一人僕の中で思いつつも、しげる氏の乱入により、マッチアップの時間を考えると、時間はまあまあ押し気味である。
だが、初マッチアップのフィリピーナに早撃ちと思われるのも、それはそれで癪である。
マッチアップの時間確保のため、ロビンソンでヤナの服などを買い物をしつつも、パパッとヤナが気になった服をカゴに入れていき、急ぎ足で買い物を済ませると、ホテルへと戻った。
続きは次回。
TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。
現在ブログ村ランキングに参加中です。よろしければこちらをクリックで応援お願い致します!
しげる😆ミカエル氏をええように使うなw
でも同伴しても店で寝るんやろw
早撃ち上等🤣🤣🤣
金髪さん、しげる氏そうなのよ。。。
甘やかしたら、甘やかしただけダメ老人になる人なのよ🤣
でも、早撃ち♡は嫌っすね、、、何か恥ずかしい♡