しげる氏からのスルーパスもあり、難なくマカティ行きが確定。
ザ コーヒービーン & ティーリーフでの滞在も2時間を超え、、、そろそろ退屈である。
ただ、時刻は16時半と夕食に向かうにはとてつもなく中途半端な時間である。
クリちゃんとご飯いくの?
怒りん坊でいて、寂しん坊のしげる氏である。
恐らくの所、食事に一緒に行こうの誘いを欲しているのだろう。
僕のS心に火が灯り、このまま放置プレーもアリと言えばアリである。
が、さすがに何も声をかけないのも可愛そうな気がしなくもない。
ただ、一緒に食事に行ったとして、しげる氏のその後の行動はどうするのだろう?
既にブロックされ連絡を拒否されているテシがいる「ピンクレディ」に、まさか一緒に行くつもりなのか??
とりあえず、
しげるさんも一緒にご飯行きます?
まずは食事に一緒に行くかどうかの確認としてみる。
スポンサーリンク
今日は飛行機のメシ食べないで、ハーゲンダッツだけ食べたんですよ。
だからミカピー達と一緒に行こうかな?
…
恐らくではあるが、誘いの言葉を欲していたようだ。
ただ食事に行くのはいいとして、問題はその後。
ワンチャン、「俺もピンクレディに行こうかな」と言い出す可能性は、しげる氏の性格からすれば十分に秘めている。
が、そうなったらなったで、しげる氏の事を本気で怖がり、避ける様になったテシに対して、少し気を遣うところだ。
食事とは違い、間違っても自分から“一緒にいきますか?”とは言わないで、しげる氏の食事後の行動を探る。
1セットフルにはいないんだったら、1時間だけでしょ?
俺もピンクレディ行こっかな?
…
…
…
言い出しかねないと思っていた“ピンクレディに行く”との選択肢が、しげる氏の中にもやはり残っていた。
クリスタルと目が合い、1秒ほどの目での会話を交わす。
1時間位ならカジノで一勝負して来ようかな?
そう言いながら、カジノに行く事を選択したしげる氏。
実際は自分の中でも、テシにもはや絶縁されているのは、本当はわかっているのだろう。
そして、
なぜか突然ごちそう宣言をしてくれたものの、、、
連れて行ってくれるのは、日本橋亭の様で、、、
もちろんごちそうしてくれるのは、ありがたいし、気持ちは嬉しい。
ただ、そのアピールは絶対に必要のない場所である。
が、向かった日本橋亭で僕が今後マラテの日本食レストランへ向かった際に、あれば絶対に頼むこととなる料理「あさりバター」をしげる氏に教えてもらうこととなる。
そもそもマラテの日本食レストランは、クリスタルの店の早上がりをするために「串まさ」へと向かうだけで、それ以外の用途で使う事はまずないものであった。
そしてピンクレディーの早上がりアフターの条件である串まさでは、“食事をする”と言うよりは“行った事実を作る”ために立ち寄るだけなので、いつもカッパ巻きとソフトドリンク、そしてクリスタルが餃子と言うのがお決まりのオーダーであった。
その為、他の料理をオーダーすることなどなかったのだが、そんな中でしげる氏が日本橋亭でオススメとしてオーダーしてくれたのが「あさりバター」。
僕が知る日本のあさりとは違い、殻のサイズが蛤まではいかないまでも、もはや僕の知るあさりではなく蛤よりのデカいあさりで、シンプルに美味しかった。
それを知ってから、後にマカティのKTVで出会うこととなった日本橋亭系列のフィリピーナ達も、日本橋亭からの出前を取る際に思いの外「あさりバター」がフィリピーナ達に刺さるので、日本食レストラン=あさりバターが僕の愛用品となることになる。
2022年現在しげる氏から得た数少ない有益な情報の中で、トップ3には入るだろう。
それ位良かったと言うわけではなく、それ位有益な情報は少ないという意味で。。。
スポンサーリンク
そんなこの時点では間違いなく、初めて僕の中でヒットだった情報をしげる氏に教えてもらい食事を終える。
20時半頃の合流を約束して、しげる氏そのままニューワールド マニラ ベイ(現:ニューコースト ホテル マニラ)へと吸い込まれ、僕たちはピンクレディへと向かい1時間ほどを過ごして一旦チェックする。
これまでオープンラストでこんなタイミングでチェックなどしたことが無かったため、マネージャーは「オイオイどうした?どうした?」的に聞いてくる。
今からマカティで仕事(と言うなのKTV周り)がある体をこの場面でも発揮しながら、後で戻って来ることを伝えてピンクレディを後にした。
店を出てしげる氏に電話をかける。
どうする?こっち来る?
まだカジノで遊んでいるとのことで僕もニューワールドへと向かい、しげる氏と合流する。
若干負けていたのが浮き始めたらしく、しげる氏曰く“今良いところ”らしい。
が、結局その後も15分位ほどバカラってたものの勝ったり、負けたりでカジノチップは大幅増量にはならないまま、ちょい勝ちでしげる氏はカジノを終えた。
そしてタクシーでマカティへと向かい到着。
とりあえずマカティスクエアの前のヤマザキがあるあたりでタクシーを降りた。
言うて僕もここ最近のマカティKTVで、どこに可愛いフィリピーナがいるのかは分からない。
ただ、ここから近く評判が高いKTVは間違いなく「櫻香」だろう。
まずは脇目も振らず「櫻香」へと見る見るに向かった。
前に到着するとフィリピーノのクヤがが「イラッシャイマセ〜」と太い声で言いながら扉を開け、中へと案内される。
中に入るとこの日は平日でもあるに関わらず、テーブルがほとんど埋まっていた。
そしてしげる氏はキャストのフィリピーナ一人ひとりの顔から体を、目線で舐め回す様に念入りにチェックを始める。
そんな姿を見ると、一緒にいく僕の方が逆に恥ずかしくなり、ふと客席の方に目をやるとある日本人と目があった。
スポンサーリンク
それはフィリピーナ馬鹿嫁 サラの友達○○の彼氏日本人である山下さん(仮名)。
僕とサラの結婚式にも出席してくれた人物である。
ただ山下さんの彼女のニキこそが、クリスタルがテロを起こされた寿司屋風のおっさんの元カノ。
山下さんとは久々に会ったが、逆に偶然すぎて、寿司屋風のおっさんの呪いを感じずにはいられない。
お久しぶりです。あれ今日ニキといてないんですか?
当然山下さんの「櫻香」の指名子には聞かれない様にニキの事をたずねるが、そこは大人の事情らしい。
ただ、山下さんもニキにから僕とサラの事を聞いているらしく、
山…サラに別れてくれって言ってるみたいやけど、本気で別れるの?
と聞かれる。
ミ…そうなんすよね。。。
数ヶ月前の結婚式からこんな急激に話が変わるのも珍しいかもしれないが、現実そうである。
それはそうとして、、、何よりも肝心なことで、そもそも僕が今マニラにいることは絶対にニキにも言わないでいて欲しい。
いかんせん、サラと今そういうことなんで…
そんなお願いに「おぉ、わかった、わかった」との返事をくれた山下さんであるが、、、
そこにマニラにいるおぢさま方である。
そんな約束が守られることはなかった。。。
そして、フィリピーナ達一人一人を目線で犯していたしげる氏が、
ここいい女ワラっ!
…
突然の“いい女、ワラっ!”宣言により、『櫻香』では、しげる氏の使命が決まらず、次なるKTVへと見る見るへと向かうことになった。
続きは次回。
TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。
現在ブログ村ランキングに参加中です。よろしければこちらをクリックで応援お願い致します!