どうもミカエルです。
ただ、フィリピーナと付き合った際に家族からもお金の問題が出る可能性を現実として感じさせられる旅ともなった。
本日もよろしくお願いします。 押忍!
ジョイとの滞在を経て、日本に戻ってから、ジョイの家族と会ってしまった事もあり、ビデオ通話の時に家族が登場する機会が、増えていた。
特に味を占めたのか、ジョイの父親はその中でも突出して、グイグイ攻めてくる。(-公-;)ウーン
それら家族の圧迫感、そして、曖昧だった僕たちの関係を前々回の渡航で明確にしてから、毎日のやり取りの中で少しづつ、彼女っぽいことを示唆するジョイの言動に、窮屈な気持ちも感じ始めていた。
その根本には、やはりジョイを本当の彼女とは見れない自分がいたのは正直な気持ちだ。
その上、欲しがりのおとんが登場する機会も増え、その度に「お金がない」、「これが欲しい」、「ここに連れて行ってくれ」など、どこまで真剣かは分からないが、色々な要求をされるビデオ通話に少しずつ、ウザさを感じだしていた。
そして僕の中で、このままジョイと関係を続けて行ったら、ジョイの家族にものすごっつ、お金をたかられるんじゃないのか?と言う気持ちも大きくなって来ていた。
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一方、妊娠という口実をひっさげて、サポートを目的に再び連絡をとってきたサニーも、以前の様に毎日ではないものの、2、3日に1度はサポートを切らすまいと、再びメッセージが来るようになっていた。
ボロっボロっのアパートに1人でいる自撮りや、チェックアップに行って来たというメッセージなど、メッセージの内容は、サニーがいう妊娠との整合性が合う内容とはなっていた。
以前の僕なら、全力でサニーを信じて、“可愛そう” や “俺のせいでこんなことになって申し訳ない” などと考えていたと思う。
だが、今や何1つ、サニーの言葉は信じられなくなり、とりあえず、サニーには3ヶ月は送金すると約束していたので、8月にフィリピンに渡航した際に、本当に彼女が会うなら、どのような話になるかだ。
そして8月の渡航はジョイにも伝えてはいたが、ジョイの父親への煩わしい気持ちと、サニーのことを考えると、8月は週末だけで渡航し、ジョイとも会わないでおこうという気持ちに傾いていた。
結果として僕は、金曜日の深夜着、日曜日帰りの弾丸渡航のチケットを取る。
ただ、少しずつ、僕の中でジョイへの感情が変わって行っていることを感じる様になる。
程良い距離感の関係を保てていた、ジョイとの関係が崩れ、恋人としては当然なのだろうが、日頃の行動を逐一ジョイに教えることや、フィリピンに行くときは、常に一緒にいること、そして何よりジョイのおとんの煩わしさを考えると、毎日のやり取りが億劫になってきていた。
そして、次第にジョイのメッセージやビデオコールに返信、応答することが減って行った。
あれ程、毎日欠かさず行っていたやり取りは、2日や3日に1度となり、次第にジョイのメッセージに返信をしないようになってしまった。
しばらく、そんなことが続いた後、ジョイもそれを察したのか、メッセージを送って来る事は次第に無くなり、ジョイとの関係は自然消滅の形で途切れる事となった。
ジョイとの関係がそうこうなっている間に、8月の渡航はすぐそこに迫って来ていた。
だが、8月に入ったある日、サニーからこんなメッセージが届いた。
サニーのメッセージを見て、思ったことは正直こうだった。
当初、僕が考えていたのは、行く直前にA氏の指名子にサニーが働いているかを確認して、働いているならば渡航の日さえも伝えず、サニーの店に行き、話を付けようと思っていた。
だが、この内容のメッセージが来た以上、もはやサニーと会う理由も無くなったのは確かだ。
だが、全ての真相を確かめたい気持ちがどこかにあった。
とりあえずA氏を通じ、A氏の指名子にサニーが、まだ店で働いているかを確認すると、A氏の指名子からの返答は、当然ながら、「サニーは店で働いているよ」との事だった。
A氏の指名子には、この事を聞いた事はサニーには言わないでとA氏に伝えてもらい、僕は渡航の日を迎えた。
渡航当日、深夜着便でマニラに到着すると、荷物を置くためにとりあえずホテルにチェックイン。
だが、飛行機が少し遅れた事もあり、ホテルに着いた時点で時刻は1時半を過ぎていた。
今回は誰と一緒に滞在するわけでも無かったので、マカティのグリーンベルト近くのホテルを取っていて、サニーの店にも歩いてでも10分かからずに行ける場所ではある。
ただ、今から店に行ったところで1セット分の時間もない。もし仮に話が長引き、延長したい場合も時間的に不可能だ。
そして、何より「この時間から来るなよ、セット終わるまで帰る準備できへんやんけ!」的な、遅い時間に店に行った時に感じる、嬢達の視線が痛すぎる。
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行きたい気持ちを抑え、この日はホテルでそのまま休むことにした。
次の日、昨夜は早く眠ったためか、フィリピン滞在中には珍しい、9時過ぎには目が覚めた。
弾丸渡航のため、この日は早くもラストナイトだ。
だが、まだ夜までは随分時間がある。
僕はシャワーを浴び、出かける準備をして、グリーンベルト周辺に暇つぶしの買い物に出かけることに。
考えてみるとフィリピン滞在で、丸1日1人で過ごす滞在は、実質初めて。
サニーやジョイと出会う前は、いつもA氏含め、クライアントの誰かにアテンドしてもらっていたし、彼女達と出会ってからは、必ずどちらかがいた旅だった。
だが、あれだけ最初は不安だった、1人でのフィリピンにも慣れが生まれ、マカティ、MOA周辺であれば、1人であっても何のストレスも感じなくなっていた。
グリーンベルトからランドマークを抜け、グロリエッタへとあてもなく、グルグル回りながら、ふとGuessの前で「そう言えば、サニーGuessの服、好きやったな」とサニーがこのブランドの服を好きだった思い出した。
会った時に話す、話の内容はヘビーな話だが、いきなり何もなしに話をしに行くよりも、「少しは点数稼ぎになり、話もマイルドに進むかな?」と淡い期待を込め、サニーへのプレゼントの服を何点か購入することにした。
店を出た後、今まで僕は大概サニーが一緒だったので、彼女についていっただけで、今イチ、グロリエッタの中の構造、アヤラ周辺の位置関係などを理解しておらず、ややこしいと言う感覚を持っていた。
そう言う意味で、今回は時間もあるし、暇つぶしにもなるので、位置関係を理解する為にアヤラ周辺を回ろうと思い、思いのほか長時間を使い、周辺をグリングリン歩き回った。
そんな事をしながら、時間を潰していると時刻はいつの間にか、16時過ぎになっており、暗記で地図が書けそうなぐらいの勢いで位置関係が頭にインプットされた。
妙な満足間を感じながら、近づいてくるサニーとの再会に向けて、メンタルを整えるのと同時に汗だくの体臭ケアに、いったんホテルに戻る。
そして時刻はいよいよ19時
20時…
21時…
実際、いざ店に行こうと考えると、そもそも何と言って、どんな顔をして店に入って行けばよいか、分からなくなっていた。
ワンチャン、本気でこのまま明日の帰国を迎えてもいいかという、考えも浮かびだしている。
迷いに迷ったが、結果、やはりサニーの店に行くことにした。
昼間に買った、サニーに渡す服を持ち、サニーの店の前に到着した時には、21時半になっていた。
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店の中に入ると「イラッシャイマセー」のかけ声と共に、僕だと分かったウェイティングエリアの嬢達はザワついている。
いつもは、サニーと一緒にしか店に現れない僕が、不意に現れたので、恐らく「アレっ?」てなっていたのだと思う。
ウェイティングエリアの女の子の群れに目線を流して行くと、サニーも僕に気付き「ヤぁバっ!」と「あかんヤツ来た」いう顔をして僕から目をそらしていた。
店を辞めた体になっているので、当然と言えば当然だ。
だが僕は、そんなサニーを指名し、普段は使わないこの店のVIPを頼み、サニーとの最終決戦を挑んだ。
続きは次回。
TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。