【マニラ到来！】マニラに到着したマラテベテラン戦士からのお説教？いや、アドバイス？【Chap7 127話】- ミカエルblog ep360

フィリピーナKTV嬢と付き合っていると思い込んでいて、「〇〇の彼氏」と自称するマラテベテラン戦士、大体周りの人間は「本命じゃないやろ…」と大体懐疑的な目でみてる

前回の記事

【浮気バレのフィリピーナと再会】フィリピーナとのぎこちなさを解消させたのは、やはりアレ【Chap7 126話】- ミカエルblog ep359

2022年11月5日

滞在2日目の朝、いつものルーティンであるGrabを呼んでクリスタルが家に帰って行くのを見送る。

再び眠りに就くと、14時前にしげる氏のマニラ到着を告げるLINEコールが鳴り響く。

ミカピー、今マニラつきましたよ。
どうですか？調子は？
これからそっち向かうんで、合流してお茶でも行こうよ♡

いつもながらのしげる氏の言い回しであるが、僕の中のしげる氏が戻ってきた感じだ。

とりあえずしげる氏と合流することが決まり、シャワーへと向かい出かけるための準備を始める。

ただ先日の記事にも書いたフィリピーナ馬鹿嫁 サラの誕生日に日程が絡んでいるこの旅。

スケジュール自体はクリスタルと別れる前から、“流石にサラの誕生日ぐらいは会っといた方がいいか？”的な気持ちから、一応サラの誕生日を絡めてのマニラへの渡航スケジュールを組んでいた。

その中でクリスタルと別れた数日間があり、4ヶ月ぶりにサラと会うかの迷いがより具体的な迷いになったのも事実だ。

現にこの頃、サラからの「いつフィリピン戻って来るの？」のメールでの問いかけに、「もう行く気はない」との返信を繰り返していたが、「11月は誕生日だから来て」とのサラからのメールの内容には、「行けそうなら行く」と返信を返していた。

そうこうしながらクリスタルと突如復活、マニラへと到着して、サラの誕生日まで後4日。

サラからのメールのプレッシャーは日に日に激しさを増しており、しげる氏のLINEコールで起きると、今日も同じ様なメールが届いていた。。。

もうマニラ来てるけどな…

そんなことを思いながら、今回の旅でサラと子どもに会う、会わないの選択に、僕の中で気持ちが揺れる。

とりあえず選択の先延ばしで「まだわからん」で返信を返し、しげる氏を待っていると、しばらくしてしげる氏から「マニラクラウンパレスホテル」到着のLINEコールが入る。

そしてチェックインを終えたしげる氏が待つ、いつものしげる氏の定番の部屋へと向かい部屋のドアをノックする。

久しぶりじゃん、ミカピー。
全然誘ってくれないから、嫌われちゃったのかと思ったよ

…

まんざら間違ってはいない。。。

いないが、とは言え憎めないの人なのもまた事実である。

しかも全然誘わないと言いつつも、まだ最後に会ってから2ヶ月は経っていないことには、、、

どんなけ求めて来んのよ？？

そう思わずにはいれなかった。

フィリピーナならまだしも、おぢのそう言うのは特に要らない僕である。

そんなしげる氏との再会・合流を果たすと、表へと出てお茶へと向かう。

ここ最近のしげる氏とのお茶で行く店は、

• ロビンソンのスターバックス
• マラテベイビューマンション横にあったザ コーヒービーン ＆ ティーリーフ
• パンパシ（現シェラトンマニラベイ）に併設のアドリアティコスクエア内のグロリアジーン コーヒー

の内のどれかのコーヒーショップが定番となっている。

各コーヒーショップごとに、毎回同じ話のしげる氏が持つ、そのコーヒーショップでのフィリピーナとのエピソードを聞かされる…的な流れが、毎回のしげる氏との“お茶”の時間であった。

そんな中、今日選んだのはマラテベイビューマンション横にあった「ザ コーヒービーン ＆ ティーリーフ」。

既に分かっている何の話が始まるか…

サラとの別離を決めその時に滞在していたコンドから、しげる氏が滞在していたこの「マニラクラウンパレスホテル」へとエスケープした夜。

アブサヤフのリーダーの娘的なフィリピーナと付き合っていて、サラと同じくそのフィリピーナはしげる氏の部屋の中で暴れまくるフィリピーナだった的な話を聞かされた。

【アブサヤフのリーダー】マラテベテラン戦士が元カノフィリピーナの話を始めるとアブサヤフのリーダーが出て来た【Chap7 40話】- ミカエルblog ep273

2021年4月21日

そこからしげる氏との交流を重ねるにつれ今度はそのフィリピーナが、この「ザ コーヒービーン ＆ ティーリーフ」でもテーブルをひっくり返して暴れはじめて…大変なことになった的を。。。ここまで5回は聞いている。。。

しげる氏が記憶障害なのかどうかは分からないが、恐らく今回もその話をするものと思われる。

しかし今日は一味違うしげる氏であった。

いやぁ～、前にミカピーに話したかもしれないけど、前に付き合ってた“セブ市長の娘”が凶暴なやつでさぁ～…

…

いやぁ、、、変わってる、、、”アブサヤフの娘”から、今日は“セブ市長の娘”に話かわってる。
…ツッコミたい、、、すんごいツッコミたい。。。

約2ヶ月ぶりで、前に言っていたことを忘れているのか、暴れたという話は共通であるものの、アブサヤフの娘からセブ市長の娘へと今日は話が変わってた。

流石ではあるがマラテベテラン戦士らしいと言えば戦士らしい、謎のホラを吹きつづけるしげる氏に、

「前、アブサヤフの娘って言うてませんでした？」

とツッコミたい気持ちが溢れ出るが、無駄な逆ギレを招くことは防ぎたい僕である。

僕のこれまで人生を乗り切るにあたり身につけた秘技“鬼の相づち”で、しげる氏に気持ち良く話を語らせながら、右から左へと聞き流す抜群の傾聴力を発揮しその場を乗り切る。

ただそんなしげる氏でも、この後に話に出るクリスタルの話については、耳は痛いが当事者ではないからこその客観的な意見で聞くに値する話であった。

それでミカピー、なんでクリちゃんとより戻っちゃったの？

当然クリスタルとの復活にあたって、具体的にあの時こんな事を思って…みたいに理屈っぽく考えた訳ではなく、クリスタルから連絡が来た時に少なくとも、

• 言うてクリスタルのことを好きな気持ち
• あのソクソクを手放すことへの名残惜しさ
• 一緒にいるときはそれなりに楽かった
• おっさんに寝取られるのも癪だった
• 言うて現状、他にピーナストックなし

などの残尿感が心の中にあった中で、

「あ〜、折角LINE来たし、とりあえずソクソクだけでもキープできるならキープしとこうかな…」

とのよこしまな気持ちが働いたのは正直な所だ。

クリスタルから連絡来て、このまま別れるのも何となく寂しく感じちゃったんすよね。。。

やんわりとクリスタルとの別れが名残り惜しくなったことを伝える。

でもさ、他の男と簡単にちょめちょめしちゃう様なピーナだよ？
絶対きっぱり別れて違うピーナ見つけた方がいいって。
まだそれだったらミカピーの嫁さんの方が、ミカピーに愛情があるんじゃない？？

…

なんやねんっ！ちょめちょめって。。。
でも、イタい、イタい、イタい、イタい、、、耳痛い。。。

嫁ピーナ サラについてはこの状況なったから、現在、僕に牙を剥いていないだけなので置いておいたとして、クリスタルに関してはこれからも絶対にしげる氏曰くのちょめちょめ問題が発生するだろうなという気しか起こらない。

そのことをしげる氏に思い返させられると、僕の中で再びクリスタルと復活することへの迷いが生じてきた。

実際、別れるなら今回のことは、いいタイミングとキッカケだったのは間違いない。

が、浪速のディープインパクトと呼ばれる、心の切り替えの瞬発力を持つ僕である。

とりあえず、イケるところまで行ってから考えたら良いっしょ

とのヤンキー風の開き直りの気持ちが生まれ、しげる氏のアドバイスを右から左に流していると、クリスタルから「もう直ホテルに着く」との連絡が入った。

ただここで生じた、僕の“心のヤンキー風”が最後の脱出のチャンスを不意にし、更なる深みへと嵌っていくターニングポイントだったのかもしれない

続きは次回。

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