【フィリピーナとの熱い時期】フィリピーナに会うために急遽フィリピンへの渡航を予定、だが渡航数日前のある日…【Chap7 74話】- ミカエルblog ep307

 

 

パスポートを持ち帰って燃やすというテロを経て、どれだけ理不尽な言動があっても切れなかったこれまでのサラへの気持ちが、初めてプッツリと切れた旅。

旅前には思いもしなかった展開となったそんな旅で出会ったのは、当時出来たてだったKTV、ピンクレディーのフィリピーナ クリスタル。

そして粗大ごみ的なおまけとして、しげる氏というクセの強すぎるマラテベテラン戦士との出会いも経たこの旅で、この後のマニラ滞在が今までとは大きく変わっていく事となる。

 

日本に戻った事もあり、鬼の様に届くサラからのメッセージにちょこちょこ返信をし始める。

これまでサラがどんな言動を取っても最終的に僕が折れ、自分の感情に任せてある意味何でも有りだったサラはしもべとして見ていただろう僕が謀反を起こすとは思っていなかったのかも知れない。

ただサラへの気持ちがプッツリと切れ謀反を起こした時点では、「もういいわ」とは思ったものの、結婚もして子どもが生まれたばかりの現状でどこまで本気でそれを貫けたかは分からのは正直ある。

もしクリスタルとの出会いが無ければ、あのサラがこんなにしおらしく謝って来ている時点でいつもの様に何も無かったかの様に普段通りの会話に戻り、また95：5というサラの圧倒的パワーバランスのまま今まで通りの関係に戻っていた可能性は大いアリよりのアリだっただろう。

が、言うてその時々のタイミングで様々な選択肢が現れる中で、この時点ではクリスタルと過ごした時間の楽しさと、「アイツが最初にしでかして、俺もう別れるって決めてたし」的な妙な自分自身への言い訳で、サラとの関係を終わりにしてもいいと真剣に思っていた。

 

その為サラに返すメッセージは、

…

もちろん、クリスタルの存在などこの時点ではサラは全く知らない。

その為、僕がガチ切れているのはパスポートを燃やした事がきっかけだけだと思っているサラ。。。

思わずそれに便乗して、以後好きに行動しまっせという宣言をするクズすぎる僕がいた。

だが、当然ながらサラもそんな事では引き下がるはずもなく、パスポートを再発行にも行ってないからフィリピンには行けない体で、サラとはこんなやり取りを3ヶ月程メッセージだけをやり取りする事になる。

 

一方で、僕が新たな道とフィリピンロードを勘違いしてしまったクリスタル。

クリスタルとは出会いたて特有の谷知らずな山しかなく、とりあえず帰国翌日にはパスポートを申請しに行き1週間ほどでいつでも旅立てる準備を整える。

起きた時、仕事前、そして仕事終わりの午前3時過ぎのクリスタルからのビデオコールを取り逃がさない様に耳元に携帯を置きながら眠る毎日が始まる。

すると当初はこの旅から約1ヶ月後に迎える僕の誕生日に再びフィリピンに戻る予定でクリスタルと話をしていたものが、会いたい気持ちからこの旅の帰国から2週間後に1週間の予定で1度渡航を挟む事になった。

ただ、、、

初めてクリスタルと会った時の印象と言えば、言うて中の中位のフィリピーナである。

そして、何より簡単にイケるパ○子説も兼ね備えたフィリピーナでもある。

が、それでも会いたくなって無理くりスケジュールを組みたくなるのが、フィリピーナの恐ろしい所である。

 

そんな中、急遽次のフィリピン渡航の予定を入れた翌日。

僕のライン電話が鳴り響く。。。しげる氏である。。。

…

突如、一切要らない帰国の報告とともに、本題は、

…

来そうである。。。来週からなんて言うと、間違いなくしげる氏が来そうである。

とっさに、

心が拒否反応を起こすが、先の渡航予定だけは伝えてしまった。。。

…

次の次の渡航は、しげる氏が倒れる事でも無ければ、渡航を被せて来る事が確定した。。。

が、とりあえず今回の渡航はしげる氏には内密で渡航する事が確定し、渡航まで目前の残り3日となった日。

この日の仕事前のビデオコール。

クリスタルはビデオコールをして来たものの、下を向いたまま泣き真似っぽい事をしている。

お金的な切り出しが予想される状況で、僕がどうしたのか？を聞くと、その答えは想像していなかったものだった。。。

と言って、泣き真似をしながらクリスタル自らかけてきたビデオコールを切ると、次に僕のラインに送られて来たのは、、、

…

僕とサラの結婚式の写真だった。。。

 

 

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