【今宵のワンチャン】戻って来るはずフィリピーナを待ち、マラテの夜に1人スイングの素振りをしながら待つと…【Chap7 19話】- ミカエルblog ep252

1日中、いつ行っても同じ場所にいてるフィリピン人のホームレス、逆に1日中、全く動かず全く同じ場所にいて人生を無駄に生きる生き方に懐の深さを感じる

どうも皆さんこんにちは、こんばんは、ミカエルです。

前回までのあらすじ

串まさに到着してから30分が過ぎようとした時、ここまで寝顔は汚いものの大人しく眠っていたミーシャが、謎のおつゆを口から放った。
そして、おつゆが出たのを皮切りに動物や小鳥たちがざわめくであろう、雄叫びを上げ本格的に大噴火を起こす。
正に地獄絵図でシンプルに汚いし気持ち悪いと感じてしまう僕。
そして、クリスタルと怪しいおっさんの指名子フィリピーナ、串まさのスタッフのアテに介抱され、少し落ち着いたミーシャを、クリスタルとおっさんの指名子フィリピーナが、ピンクレディーへと連れ戻ることなった。
タクシーに乗って去って行ったフィリピーナに取り残された僕は、この怪しいおっさんと2人きりと言う謎の状況へと陥る

【フィリピーナが大量に噴き上げる？】マラテの日本食レストラン「串まさ」でフィリピーナを気持ち悪いし汚いと心で最大級にディスった夜【Chap7 18話】- ミカエルblog ep251

2021年3月16日

本日もよろしくお願いいたします。

串まさにまで付いてくるテロを起こし、1人で大噴火した挙げ句にクリスタル達に付き添われてピンクレディーへと戻って行ったミーシャ。

自ら噴き上げた火砕流と溶岩は綺麗にして貰ったものの、絶対まだ顔は臭いはずである。

僕の中でのミーシャ＝顔クサとの呼び名がここで確定する。

そしてそんな顔クサの独壇場となったこの場所で、言うて一番の巻き添いをくってしまったのは、この横にいる怪しいおっさんであろう事は間違いない。

若干さーせんとの思いも感じるが、とは言えこの怪しいおっさんに絡まれない事だけを願っていた。

串まさの前で呆然と立ち尽くす2人のおっさんという地獄絵図をマラテの夜にまき散らしながら、まだお互いの会計を済ませてなかった為、再び階段を上り店内へと向かう。

すると、

いやぁ、何か大変になったね。
女帰っちゃったよ

としげるが、あかん方の絡み方ではない形で声をかけてくれた。

とりあえず、「僕が連れて来たヤツのせいで、何かすいません」と僕も謝る。

吹き出しのアイコンにはしげると書いてしまっている怪しいおっさんは「いやいや、そんなの全然いいよ」と言って、見た目は凄まじく怪しいが、話してみた第一印象は悪くないおっさんだった。

ただ、、、

ふんっ、俺は後でクリスタル来る言うてるけどなっ！

心の中でほくそ笑む僕の性格の悪さを内を秘めながら、僕としげる氏のファーストコンタクトはこんなやり取りで、その後お互いの支払いを済ませてこれ以上の会話はなくここで別れた。

クリスタルとの初めてのアフターは串まさ～の、、、という意味ではサスペンデッドとなってしまっったものの、この時点ではマラテベイビューマンションからの打ち直しが、当然あるものと思い込んでおり、実際それほどの悲壮感は無かった。

部屋に戻るともう3時前になっていたが、クリスタルが言った「後で絶対部屋行くから」との言葉を信じてクリスタルからの連絡を待つ。。。

クリスタル達がタクシーの乗り、去って行ってからは30分程は経過しただろう事もあり、「そろそろかな？」感をひしひしと感じる。

シャワーに向かうのを自重して、今にも来るかも知れないクリスタルを待つ。

…

…

…

自重から30分経ったが、携帯は静寂に包まれており圧倒的な静けさである。

が、言うてまだ30分であり気を取り直して、とりあえずシャワーへと向かう。

全身を僕のフィリピン滞在時の定番、フィリピン版ダヴのボディーソープで泡っ泡に仕上ながら、“ペチんっ、ペチんっ”と太ももに子ミカエルを打ち付け、今宵のワンチャンに向けたスイングの素振りをを開始する。

すると直ぐにクラブのグリップは大きくなり、立ち、硬さとも“絶好調”とはいかないまでも、“今宵イケます”との反応を返した。

ただこれ以上素振りを続けると、マラテの夜に1人でただただマス○ー○ーションだけで終わりかねない。

素振りを止め、念入りにクラブを磨きあげ、100％ええ匂いの状態にした所でシャワーを終える。

ここまでアップは完璧である。

ルーティンで言うならいつも以上に丁寧なルーティンを踏んだ上に、パンプアップも問題ない。

後は標的となる“穴”が用意されるだけの段階であるが、その穴が中々届かない状態である。

そして時刻は4時になる。

流石にここまで来ると、

アイツ、やってんちゃうん？

との思いも僕の中で湧き上がって来ている。

だが日の出まではクリスタルの言葉を信じたい。

そして、、、刻とフィリピーナと人生は無情である。

結局、6時過ぎまでクリスタルを待って起きていたものの、携帯が壊れたか思う程の静けさを、携帯は4時間保ち続けた。

そして眠さに負けた僕は寝落ち。

日の出サスペンデットとなり、結局この日のラウンドは串まさに行った所がピークで、マラテベイビューラウンドは開催されないまま終わりを告げた。

しげる氏に心でほくそ笑んでいた自分が、とんでもなく恥ずかしい。

そして昼過ぎに目覚めた僕は、クリスタルからの連絡があったのか寝起き一番に確認するが、携帯の画面にはクリスタルのクの字の痕跡もないままで、滞在6日目を向かえる。

続きは次回。

TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。

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