どうも皆さんこんにちは、こんばんは、ミカエルです。
とてつもなくマズいこの状況を乗り越えるべく、言い訳をテンパった頭で考えるが、とても通用するとは思えない理由しか浮かばない中、逆に何も持って帰らんとブチギレて部屋に戻った方が場は収まるのでは?との淡い期待を胸に部屋に戻ろうとするも、保険でコンド横のFigaroに寄り食べ物をテイクアウトした上で、不穏な空気漂う、部屋のドアを開けた
本日もよろしくお願いします。 押忍!
この現状の打開には、恐らくドアを開けた瞬間、一発目のキレ具合の勢いが大切だろうと考えた僕は、ドアを開け「おぉいっ!」と思いっきりオガりながらの凸入を決意する。
…ガチャ、、、
自分でも分かる、凸入失敗。
普段日本にいる時でさえ、キレ芸など披露することの無い僕、、、ここフィリピンに関しても、ましてフィリピーナにキレるなどという、脳内プログラムはインプットされておらず、威嚇には程遠い、何なら“ただいま~”位の勢いで、サラの覇気漂う空間へと凸ってしまった。。。
この状況を整理すると、サラからすればお使いに行かし、電話にも出ずに約1時間かかって紙袋1つ持ち、憎そい言い方の裏返った声で「ただいま~」と言いながら部屋に戻って来た状態だ。
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逆にサラがものすごっつ大きい声で、
と言いながら、僕のいるドアに詰め寄って来て僕の胸元を掴み、何と言っているのか分からない言葉を絶叫している。
そんな大っきい声だしたら、ご近所さんにまる聞こえやんか。。。
ドアを閉める前にサラに詰め寄られ、ドアが全開にオープンしている為、恐らくサラの声は廊下に響き渡っているだろう。
30を過ぎたおっさんが、若いフィリピーナにクッソ怒られている。。。僕が当事者じゃ無かったのなら、その状況は見るに堪えない光景だ。
とりあえず、ドアを閉めた。
だが、ドアを閉めた後もサラの怒りが収まるはずもなく、エスカレートして行き、胸元を引っ張られる度に、僕のTシャツの首元の糸がブチッブチッと聞こえる。
今まで関わりのあったフィリピーナに掴みかかれる様な経験は無く、こんなに激しいフィリピーナはサラが初めてだ。
などと個人的な趣味の感傷に浸っている場合ではなく、
“気性の荒いフィリピーナと揉めそうな時は、ええTシャツ来てたら、先に脱ぐべし”
を学びつつも、まずはこのサラの興奮を抑え、ソーシャルディスタンスを保ちたい。。。
掴みかかるサラの腕を持ち、首元の手を離させ様とすると…
“ブチィブチブチィー”
一瞬で首元がダルンダルンになり、Tシャツは完全に終わった。。。
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サラもこれを見て、顔には出さないものの、内心、少し「ぐふっ!」となったのか、テーブルに座りだし、少し落ち着きを取り戻した。
恐らく、テーブルに向かう為、後ろを向いたサラの顔は「ダルっダルやんか!」とニヤついていた事だろう。
お得意の平謝りを炸裂させるため、僕もテーブルに座り、
と、ただひたすら平謝りの日本人と化す。。。
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その後も、永遠と平謝りを繰り返し、サラの鬼詰めはようやく終わりを迎えた。
機嫌直しにこんな時の為に買っておいた、Figaroのサンドイッチとパスタが入った紙袋を、サラの前にそっと近づけると、「パァーン!」
と言いながら、手ではねのけ、携帯を弄りだした。
そんなサラではあるが、どうやら興奮は収まってようで、ダルンダルンと化したTシャツを着替えるため、2DKだったこの部屋のベッドルームに向かいTシャツを脱ぐと、、、この戦いの激しさを物語る、引っかき傷が胸元と腕に、フィリピーナの怒りを制圧した名誉ある負傷として、大量に刻まれていた。
だが、1人でこの名誉の負傷を自撮りし浸るのはドM過ぎる。
すぐさま、サラのいるリビングに、
「金輪際、こんなん止めてなっ!」とアピールする為に戻ると、サラの答は、
と言いながら、再びスマホを弄りだす。
そう思いながら、ベッドルームへと退散し、1時間ほど会話の無いまま、お互いに別々の部屋で過ごした後、リビングに戻ると、サラはテイクアウトしたフードをたいらげ、何も無かったかのように機嫌が戻っていた。。。
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サラの感情の起伏の激しさを改めて認識しながら、機嫌を取り戻したサラと夜のマラテに繰り出す準備は始めた。
続きは次回。
TEAMあわよくばの本日の記事をお読みいただき、ありがとうございました。
ミカエルさんって、こういう子でもやっていけちゃうんですね。ある意味こういうのを楽しめないと、絶対にこっちも怒るか呆れるかですぐにダメになりそうなんですが。普通とは違う何かをお持ちですか?😆😆
チャーさん、そうですよね。
普通なら、引いちゃうと思うのですが、
僕まあまあこういうのでも耐えちゃうんです🤦🏻
なので、毎回関わったフィリピーナが調子のります💦